海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

安和・塩川で土砂の積み込みはなし/旧桟橋周辺土砂を塩川の仮置き場へ

2020-10-22 23:04:59 | 米軍・自衛隊・基地問題

 22日(木)の名護市は朝から雨が降り続いた。カヌーによる行動は無理なので、午前8時半頃、名護市安和の琉球セメント新桟橋に行った。桟橋に停泊しているガット船はなく、土砂の積み込みは行われていなかった。

 午前8時49分頃、本部港塩川区に移動すると、ここでも土砂の積み込みは行われていなかった。

 途中、塩川沖のガット船を確認した。10隻(聖祐、marumasa1号、同2号、聖嘉、清明、第八藤進、第八そうほう丸、神峰、寿鷲丸、松龍丸)が停泊していて、9隻はすでに土砂を積んでおり、残りの1隻(松龍丸)もランプウェイ台船から土砂を移し替えている最中だった。

 この時点で塩川沖のガット船はすべて土砂を積んでおり、空船がなかったため土砂の積み込みも行われなかった。天候が悪くて海が荒れ、大浦湾からガット船の移動が遅れたことも理由だろう。

 安和の琉球セメント旧桟橋のまわりを浚渫した土砂を積み、ランプウェイ台船・屋部2号が本部港塩川区に接岸し、ダンプカーが土砂を仮置き場に運んで下す作業を行っていた。

 これから解体工事で発生する土砂や瓦礫を、海路で塩川区に運び入れる作業が続くだろう。辺野古埋め立て用土砂の積み込みに影響がない場所で、作業は行われている。

 


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