海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

フロート再設置作業への抗議が続く。

2017-01-19 23:59:28 | 米軍・自衛隊・基地問題

https://www.youtube.com/watch?v=tE6Ez5z59nA&feature=youtu.be

 19日は朝、カヌー15艇で松田ぬ浜を出発した。辺野古岬から長島近くまで漕ぎ、フロートのそばで休憩をとったあと、米軍のレジャービーチをめざした。浜では並べられたフロートに鉄の棒を装着してロープを通し、浪速丸で海に引き出す作業が行われていた。

 数本のフロートを引き出して連結し、100メートルほどの長さにしたあと、浪速丸からワイヤーロープをタグボートに移し、沖に向かって曳航を始めた。その前にフロート内に入っていたカヌーチームはタグボートに近づき抗議行動を行った。

 カヌーチームの2人がタグボートに下げられたタイヤにしがみつき、ほかのメンバーは進路の前に入って抗議を続けた。辺野古弾薬庫近くのゲートから陸のメンバーが声援を送るのが聞こえ励まされた。海保のGB(ゴムボート)に次々と拘束されていったが、簡単には設置させなかった。

 カヌーメンバーの13人が海保に拘束されたが、平島近くで市民の船に引き渡された。いったん松田ぬ浜に戻ってテント2で昼食を取り、午後に備えた。

https://www.youtube.com/watch?v=waFvf9HiFB4&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=jHr6JGi6lD0&feature=youtu.be

 午後は平和丸に曳航してもらい、汀間沖に設置されたフロートの先端部で待機した。午前に続き、レジャービーチから運ばれてくるフロートに対し抗議行動が展開された。行動のさなかは写真やビデオを撮影することができないのでもどかしいが、少しでも作業を止めようとみんな必死で頑張っている。

 冬の海では太陽の光は救いである。海保に海に落とされた後は風が体にこたえる。曇り空ではひとしおだ。明日は沖縄も冷えそうだ。それでも気合を入れてやるしかない。ゲート前と連帯して、新基地建設を阻止しましょう!

 テント2に最初に棲みついた猫。手のひらを出すと自分から顔をこすりつけてくる。カヌーを洗って片付けたあとのひと時。


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