海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

やんばるの森を破壊して進められる欠陥ヘリパッド建設

2013-02-17 00:41:04 | 米軍・自衛隊・基地問題

 やんばるのイタジイの森に朝日が差し、新緑が青空に映える。止めた車のそばの木にノグチゲラがやってきてドラミングを行う。乱開発、という言葉は40年前から目にしてきたのだが、かろうじて残されたやんばるの自然を破壊して、今週も水曜から土曜まで欠陥ヘリパッド=オスプレイパッドの建設が強行されている。

 2月も後半に入り、沖縄防衛局と大米建設は、土砂崩れという不始末を表面だけ取り繕い、何とかヘリパッドの「完成」という形を取ろうとしている。基地の中は治外法権であり、どんなでたらめなことをしても、県民の目から押し隠せる、と考えているのだろう。

 いろいろと書きたいこと、書かなければならないことはあるのだが、思うように時間が取れない。土、日も高江では欠陥ヘリパッドの建設を許さない取り組みが行われており、それを最優先している。ぜひ高江に来て、やんばるの自然と住民の生活を破壊する工事に反対する行動に参加してほしい。

 


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