海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

仲宗根区豊年祭案内

2009-10-25 19:51:41 | 生活・文化
 台風20号の影響もあって沖縄は昨日、今日と雨が続いている。
 来る10月31日(土)、11月1日(日)の両日、仲宗根区の4年に一度の豊年祭が行われる。昨日はそれに向けてミャーイジャシ(予行演習)が行われた。お宮前の広場(公民館前広場)には舞台が設えられていて、雨が降り続ける中、奉納芸能の踊り手たちが次々と予行演習を行った。



 小・中学生、高校生たちも参加していて、松竹梅やチジュヤーなどで頑張っている。



 雨を避けて公民館の軒下やテントの下で様子を見守る字の皆さん。豊年祭は芸能や棒などの演舞、その指導、舞台設営その他、すべて仲宗根のシマンチュの手で行われる。公民館や区内の琉舞道場などでは、連日夜遅くまで練習や準備作業が行われている。



 公民館の中には旗頭の飾りや衣装、小道具が並んでいる。旗頭や小道具はシタクホーが制作にあたる。



 子どもの頃、豊年祭を見ていたら獅子が舞台から下りてきて、子どもたちを追っかけ回し、とても怖かったのを覚えている。

 仲宗根区の豊年祭は下記の日程で行われます。4年に1度の祭りです。村外在住の仲宗根出身の皆さんもぜひご参加ください。多くの皆さんの見学を歓迎します。

 10月31日(土) 午後2時半より 道ズネー(仲宗根橋横広場出発)
            午後6時半より 奉納芸能(お宮前広場舞台)
 11月1日(日)  午後6時半より 奉納芸能( 同 )

 道ズネーでは路地楽や棒も行われます。スーマチ(ムカジマチ)や団体、チュイボー(一人棒)、タイボー(二人棒・組棒)などがあります。仲宗根の給油所前、Aコープ前、お宮前で演舞を行います。ぜひご覧ください。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 岡田外相発言について | トップ | 地ならし »
最新の画像もっと見る

生活・文化」カテゴリの最新記事