海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

仲宗根区豊年祭/奉納芸能前半

2009-11-05 18:33:51 | 生活・文化
 仲宗根区の豊年祭は無事終了。二日目は奉納芸能の間ずっと世果報雨(ゆがふあみ)が降り続いたが、今回は大型テントが設営されていて、観客は安心して芸能を楽しむことができた。プログラムと舞台の様子を紹介したい。

1 かぎやで風

2 長者の大主



 村の長老が若者(にーせー)や子どもたちを引きつれて登場し、「我(わ)んやくぬ村ぬ百二十歳(ひゃくはたち)なゆる長者の大主(ちょうじゃぬうぷすー)……」と口上を述べ、これから踊りをお目にかけて豊穣を言祝ぐことを告げる。

3 こてい節

寿 上り口説

5 うりずんの詩

6 稲摺狂言



 村の収穫風景を演じて豊穣を祝う。

7 白瀬走川(最初に掲げた写真)

8 チョンチョンキジムナー

寿 獅子舞



 村の守り神である獅子ガナシが舞い遊ぶ。仲宗根区の獅子は玉城区の獅子と夫婦で雌獅子とのこと。謝名区の操り獅子は子どもだと伝えられる。

10 区長あいさつ

11 繁昌節



 老人会の皆さんによる踊り。今回は演劇がなかった分、老人会の踊りが増えた。

12 黒島口説

13 空手・棒術



 さる方よりいただいた一枚。棒の写真は撮れなかったので感謝。

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