24日(火)は午後1時前に本部港(塩川)に行き、ガット船への土砂積み込みやランプウェイ台船への砕石積み込みに対する抗議行動に参加した。
桟橋の南側にはガット船・美鍛丸が接岸し、大半が赤土の土砂を積みこんでいた。
ガット船で大浦湾に運ばれた土砂は、ランプウェイ台船に積み替えられ、K8護岸で陸揚げされるとK5・K6・K7護岸で囲われた工区に投入される。
こうやって辺野古崎の自然が破壊され、サンゴや磯に棲む多くの生き物が生き埋めにされた。
桟橋の北側にはランプウェイ台船・呉屋5号が接岸し、海上ヤード建設に使用する砕石を積み込んでいた。
抗議する市民の数は少なかったが、出入り口で行う牛歩は効果的で、出ることができないダンプトラックが港内に滞留した。
塩川に来るのは久し振りだったが、連日、長時間の牛歩を行っている皆さんには頭が下がる。
傍観者にならずに、効果の大きい塩川での抗議行動にぜひ参加してほしい。
要所で現場を仕切っている作業員は、ほとんどヤマトゥンチューだ。
写真の3人の作業員は、いずれも関西弁を使っていた。
動画の作業員は「関西人ちゃうわ、アホ」と言っていたが、あとで自分から「大阪や」と明かしていた。
「関西は沖縄の人がたくさんいるだろう、尼崎とか西成とか」と聞いたらうなずいていたが、同級生にも親や祖父母が沖縄出身の人がいたのではないか。
米軍基地のない関西から沖縄に来て、辺野古新基地建設で金を稼いで関西に帰れば、あとは沖縄のことなど知ったことではない。テイケイの警備員も含めて、そんなヤマトゥンチューばかりではないか。
日米安保体制が大事と言いながら、その負担の大半を沖縄に押しつけ、自分たちはのうのうと平和を享受しながら生きてきたことに、恥を知る感性もない。
そんなヤマトゥンチューたちを見ていると反吐が出る。
沖縄側からいくら差別を訴えたところで、彼らは痛痒も感じず、これからも沖縄に米軍基地を押しつけ続ける。
22日の県民大会に参加して、ヤマトゥンチューの無関心に怒りを抱く人たちは、辺野古のゲート前や海上、安和、塩川に来て、工事を担っているヤマトゥンチューに問いかけてほしい。
来年は敗戦から80年を迎えるが、戦前、戦中、戦後と沖縄をトカゲのしっぽのように切り捨て、良いように利用してきた日本=ヤマトゥに毅然と対峙しなければならない。