2月10日は午前中はN4で、午後はN1で抗議行動に参加した。
午前10時半過ぎに、沖縄防衛局が向かっているとの連絡が入り、全体でミーティングを行ったあと、抗議行動の体制を取った。
今日は共産党や社民党の県議団、弁護士の皆さんも高江に駆けつけ、一緒に抗議行動を行い、現場の状況を視察していた。
このあと沖縄防衛局と作業員が車を連ねてやってきたが、対応に追われて写真はほとんど撮ることができなかった。演習場内に入ろうとする作業員に説得活動を行ったが、入口から離れた場所から何名かが森の中に駆け込み、作業が行われている。
午後1時頃にN1に行くと、沖縄防衛局の車を止めて抗議活動が行われていた。
ビデオカメラを回す防衛局職員に抗議をし、にらみ合いの状態が続く。
午後1時50分過ぎに作業員やガードマンがN1にやってきた。激しい抗議行動が行われるなか工事が強行され、作業員らはトラックの荷台からガードレール越しに森の中に土嚢を投げ込んでいった。それを防衛局員と作業員が木々の間をぬって作業現場に運んでいった。
トラック1台分の土嚢を投げ降ろしたあと、2台目のトラックから土嚢を降ろそうとするのに激しい抗議が行われ、半分ほど運んだところで作業は止まった。
さらに大型ダンプがやってきて、荷台から森に土嚢を投げ込み始めた。かなり投げ込まれたが、米軍提供施設外の道路下から抗議し、ここも途中で作業は止まった。
他にユニック車もあったが、こちらの土砂はまったく下ろされなかった。
土嚢の中に入っている砂利は3~5センチほどの固い琉球石灰岩である。重さは20キロほどもある。このような土嚢を抗議をしている人が下にいるのに、頭越しに荷台から森に投げ込んでいる。危険な作業を指示している沖縄防衛局に強く抗議する。
森の中を通って作業現場入口まで運んだ土嚢を、キャタピラー輸送車の荷台に開けて、道路を敷きならす作業が行われた。
午後4時57分、作業員たちが引き上げた。さらに沖縄防衛局員たちが引き上げたのを確認して総括集会が行われた。
写真で伝えられるのはごく一部であり、それも比較的余裕のある場面である。必死で抗議をしているさなかに写真を撮ることはできない。午前、午後とN1でもN4でも色々なことが起こっている。今日はテレビ局の取材は行われていなかったが、沖縄防衛局はこれまで以上に高圧的に工事を行い、必然的に抗議行動も激しくなっている。
ぜひ高江の現場に来て、自分の目で何が起こっているかを確かめてほしい。国家権力を笠に着て沖縄防衛局がどのように工事を強行しているか、ヤンバルの自然と住民の生活を破壊しようとしているか、軍隊による新たな殺戮訓練の場を建設しようとしているか、それを肌身で知ってほしい。
11日から3連休になるが、沖縄防衛局は工事の遅れを取り戻すために、工事を行う可能性がある。また、工事はなくても、それに対処するための作業があります。ぜひ高江まで足を運んでください。
N4の路側帯に車を止めたら、側溝のコンクリートの隙間に生えたスミレが、驚くほど大きな花を咲かせていた。町中で見かけるのとは種類が違うのかもしれないが、防衛局が来ない間はヤンバルの自然が楽しめます。
昨日の様子が よく分かり、ありがたい思いです。
“ 未来 ”は、高江にある。
沖縄防衛局は連日3台のビデオカメラを回し続けています(怒!!)
沖縄防衛局=政府、テレビ取材の有無によって対応が全く違います。8日は琉球朝日放送さんで「肖像権侵害」を訴える姿が放映されたとのこと。
高江のヘリパッド建設は、高江だけの問題ではありません! “自然を いのちを 未来を守りたい”との想いを共有しましょう。
今週は、もっともっと激しい攻防が展開されることと思います。現地ではどのように卑劣な工事強行がなされているか.....本土の方々に知らせる手段が欲しいものです。
その時は平穏(ヘリのホバリング事件とかありましたが)で2月が勝負だと言っていましたが強行…
youtubeの方も見ましたがあまりの強引さに唖然としています…
遠くからですが応援しています!!