5日に行われた岡田外相と「市民との対話集会」の録音テープを起こしてブログに載せたら、かなりのアクセスがあった。多くの人がこの「対話集会」に関心を持っていたことを認識させられた。
テープを起こしながら感じたことを少し書いておきたい。
発言の中に「…(一部不明)…」とあるが、大半は時間にして1~2、3秒、単語にして1~数語レベルである。最後の7でヤジが乱れ飛んで会場が騒然としたところでは、司会の . . . 本文を読む
司会:それではよろしくお願いします。
岡田外相:まずあのー、先ほどのお話に出ましたけれども、本来、基地を造るかどうかという話、あるいは日米同盟という話は、国の話なんですね。ですから国が決める話を、名護市の市民の皆さんが長きに渡ってですね、…(一部不明)…分断を強いる形になっていたことは、ほんとに申し訳ないことだというふうに思います。これは本来国が責任を持ってやらなければいけない話だと思います。
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岸本洋平:こんにちは。地元の名護市議会議員をしている岸本です。先ほど日米同盟の話もありましたけども、シャルル・ドゴールフランス大統領が、超大国に共に歩む国の将来の危うさということを話していて、そういうこともしっかり心に置きながらというか、勉強しているところですが、1月には首都圏の方に行きますので、ぜひ…(一部不明)…。それからあの、先ほどV事案の検証をしてきたということでしたけど、L字からV字にな . . . 本文を読む
渡久地知佳子:すみません、名護市の渡久地と申します。私たち家族ずっと12年間反対運動してるんですけど、その12年前の市民投票の時にこの子が生まれました。こんなに大きくなってます、もう12年経ってますので。ずっと私たちの反対運動に一緒に連れて歩いてます。なぜならば、この子たちの未来がかかったことなので、私はすべてを見せてきました。今日は岡田外務大臣に会いに行くよ、と言ったら、僕も言いたいことがあると . . . 本文を読む
司会:はい、有り難うございました。
大城敬人:私は名護の市議会議員で8期31年、もう議会で粗大ゴミになってます(笑)。あなた方が無血クーデターで政権交代されたんで、非常に期待しておる。期待してまいりましたが、先ほどからありますように、今日、普天間に対する岡田外務大臣の無礼を感じまして、これは大変だと思いましてですね、今日はどうしてもきっちりさせておかなければならない。二、三ですね、ぜひご検証をい . . . 本文を読む
司会:はい、有り難うございました。では、ご三方に対してよろしくお願いします。
岡田外相:はい、有り難うございました。この問題を考える際に、白紙でわれわれが最初から議論に参加をして考えられるのなら色んなことが、私も言いたいことはたくさんあります。あの辺野古の海は非常に美しいですね。そこに巨大な構造物を造るということに、私も抵抗感があります。それから、海兵隊というものが沖縄に本当に必要なのかどうかと . . . 本文を読む
西川征夫:私は今まさに海上ヘリ基地が造られようとしている辺野古から来ました。辺野古の住民は私ひとりしかここに入れませんでした。本来ならば、辺野古の住民の前でですね、岡田さんがやってることを説得すべきではないかと、私はそういうふうに希望しているものでございます。
1996年、当時の橋本総理とモンデールさんが、5年ないし7年の間に普天間基地は移動するというふうに申されてからですね、もうすでに13年な . . . 本文を読む
以下に載せるのは、12月5日(土)に名護市大西区公民館で午後3時から4時まで行われた岡田外務大臣と「市民との対話集会」をテープ起こししたものです。冒頭部分が一部欠落しています。また、会場からの発言はマイクが使われていなかったので聞き取りづらく、意味をつかめなかったところは…(一部不明)…と記してあります。
なお同「対話集会」はあらかじめ民主党県連によって選ばれた市民が参加し、それ以外の市民は参 . . . 本文を読む
3時から始まる岡田外相の「市民との対話集会」を前に、会場の大西区公民館のホール玄関前に辺野古有志の会・ティダの会や辺野古新基地建設を許さない市民共同行動、沖縄平和市民連絡会が横断幕、プラカードを持って集まった。辺野古有志の会・ティダの会は主催者に対して、「人数の制限と非公開を解き公開で話し合いを求める申し入れ書」を手渡した。
報道陣も数多く集まって取材を行っている中、岡田外相がやってく . . . 本文を読む
鳩山首相が米軍普天間飛行場の移設に関して、年内決着を断念し、新たな移設先の検討を岡田外相や北沢防衛相に指示したことが報じられている。直接の契機は、社民党の福島党首が辺野古現行計画で決着すれば連立を離脱すると示唆したことにある。しかし、それ以上に大きな理由は、年内決着を強行すれば沖縄の不満が爆発して計画推進どころではなくなる、という判断があったからだろう。
福島党首の〈重大な決意〉という連立離脱 . . . 本文を読む
11月29日に行われた沖国大祭の講演シンポジウムで、宜野湾市の伊波洋一市長が「普天間基地のグアム移転の可能性について」と題して講演を行った。11月26日の平和フォーラム・ヒアリングで行ったプレゼンテーションの資料を配布し、パワーポイントを使って30分余り話していた。
伊波氏の講演の眼目は、在沖海兵隊のグアム移転は司令部中心と言われてきたが、普天間飛行場のヘリ部隊も含まれるというもの。
200 . . . 本文を読む
昨日は午後から那覇地方裁判所へ行き、靖国合祀取消訴訟の第9回口頭弁論を傍聴してきた。1時10分から5時まで5人の原告が法廷に立ち、原告、被告双方の代理人から尋問を受けた。原告一人あたりの時間は40分ほど。最初に原告代理人が30分ほど尋問を行い、続いて被告・靖国神社代理人が10分ほど反対尋問を行った。被告・国の代理人は一度も尋問を行わなかった。
原告代理人からの尋問は主に、原告の肉親が沖縄戦でど . . . 本文を読む
昨日11月30日に鳩山首相と仲井真知事の公式会談が行われた。今朝の琉球新報によれば、会談は首相官邸で〈午前9時35分ごろから約20分間続いた〉という。仲井真知事は「県外移設に県民の期待が高まっている」と述べるにとどめて、〈年内決着など具体的な方針は示さず、日米合意の名護市辺野古への移設など県内移設について双方から言及はなかった〉という。
ところで、これに先立って11月27日には鳩山首相と仲井真 . . . 本文を読む