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3時から始まる岡田外相の「市民との対話集会」を前に、会場の大西区公民館のホール玄関前に辺野古有志の会・ティダの会や辺野古新基地建設を許さない市民共同行動、沖縄平和市民連絡会が横断幕、プラカードを持って集まった。辺野古有志の会・ティダの会は主催者に対して、「人数の制限と非公開を解き公開で話し合いを求める申し入れ書」を手渡した。
報道陣も数多く集まって取材を行っている中、岡田外相がやってくるのを待っていたが……。
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会場のホール玄関を避けて、岡田外相らは裏口から入っていった。駐車場奥の白いワゴン車に乗ってきたのだが、会場に向かう岡田外相に、辺野古新基地建設反対!県内移設反対!の声が飛んだ。SPの黒い乗用車がすぐに駐車場の入口をふさぐ。
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制服警官が乗ったバスやパトカー、私服刑事が公民館の周りを警備する物々しい雰囲気の中、「市民との対話集会」が行われた。右側の白い中型バスは30名以上乗れると思うが、別の場所にもう1台待機していた。そこまで警備の必要な「市民との対話集会」とはなんなのだ。
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最初にマスコミを入れて岡田外相があいさつをしたのだが、取材はそこまで。ドアや窓は閉めきられて、ガラス越しにホールの一部を写真に撮るのがやっと。
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すぐにマスコミは閉め出されて、非公開で「対話集会」は行われた。情報公開や密約の解明、記者クラブの開放などを言ってきたのは、どこのどなたやら。
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屋内のホールのカーテンも閉めきって、まさに密室状態。
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裏口の方に移動して、出てくる岡田外相を待った。
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県内移設の強硬姿勢や閉鎖的な「対話集会」に抗議の声が飛ぶ中、SPや民主党サポーターが壁を作って岡田外相が乗った車を出した。あらかじめ参加者を選別し、やらせ、アリバイづくりという批判が出る中で行われた「対話集会」だったが、その立ち去り方も後味が悪かった。
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会場から出て来た参加者にマスコミが取材を行っていた。
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今回の企画の中心となった玉城デニー議員が、会場から閉め出されたマスコミに「対話集会」の様子を説明していた。それにしても、この「対話集会」を開いて民主党県連や玉城議員は何を得たのだろうか。ただ自らの評価を下げただけだではないか。自分たちで参加者を選別して開いた集会なら「民主党支持者との対話集会」と銘打てばいい。「市民との対話紹介」を強調して、これで岡田外相が名護市民の意見を聞いた、という体裁を作れると思ったら大きな間違いだ。
会場から出てきた参加者はほとんどが、岡田外相への批判や不満を口にしていた。選んで入れた人たちでさえこういう反応を示していることに、鳩山首相をはじめ民主党の政治家たちは、沖縄でいま自分たちがどれだけ信頼を失っていて、怒りを向けられているかを自覚すべきだ。
平気で戦争をする国に対してはもっと平和国家としての頑固さを出さないと。
社民党や国民新党のほうがよほど腰が据わっている。