司会:それではよろしくお願いします。
岡田外相:まずあのー、先ほどのお話に出ましたけれども、本来、基地を造るかどうかという話、あるいは日米同盟という話は、国の話なんですね。ですから国が決める話を、名護市の市民の皆さんが長きに渡ってですね、…(一部不明)…分断を強いる形になっていたことは、ほんとに申し訳ないことだというふうに思います。これは本来国が責任を持ってやらなければいけない話だと思います。
そして、先ほど7割が県外というふうに世論調査の話がありました。私もそのアンケートは何回か目にいたしました。それはその通りであります。しかし、それはあの県外か県内かと言われれば、多くの方が県外を選ばれるのは当然だというふうに思います。
しかし、もう少しいま現実に目の前にある問題に移していくと、県外ということは、もちろんわれわれも様々な検証はいまやりつつありますが、しかし、すぐですね、えー、…(一部不明)…滑走路がすでにあって、しかも民間では使わないというようなものは、それは…(一部不明)…しかありませんからね、現実に県外といってもですね、それは時間がかかることは間違いない。地元の説得も必要になってきます。それだけに沖縄の…(一部不明)…はいまの普天間の状況がその間、いまのまま続くということでもあります。
(会場ざわめく)
ヤジ:どんなふうに続ていくの?
岡田外相:そのことについて…(ヤジで一部不明)…地元の皆さんが……
ヤジ:(普天間の)地元の皆さんは名護に反対してますから。勘違いしてるんだよ。
岡田外相:地元の皆さんが(ヤジ一部不明)できるかという話……
ヤジ:皆さんが声高に言ってるんで。
ヤジ:大反対運動つくりますよ。
岡田外相:そして…
ヤジ:…(一部不明)…運動しますよ。
岡田外相:ですから、単純に県外がいいかどうかという質問の立て方ではなくて、そういった普天間もその間、固定化しますと。あるいは7000人、8000人の海兵隊の海外への移転というのは、まさにアメリカもこれ、簡単には認めないとなるでしょう。そういうことも含めて総合的に判断した時に、どうなのかと訊けば、それが7割のままなのかどうかということは議論になるところだと思います。
ヤジ:いやもう、県民を恫喝してるだけですよ。
ヤジ:辺野古なら簡単にできるんですか?
ヤジ:辺野古ならいいんですか?
岡田外相:そういうことを言ってるわけではないです。
ヤジ:そういうふうに聞こえるんですよね。
岡田外相:7割の理由について言ってるんです。
ヤジ:いや、だからそういうふうに聞こえました。
岡田外相:そういう中で、妥当的な判断をしていかなければいけない問題だということを、ここはぜひ…(ヤジで聞き取れず)、…分かっていただきたいということで、だいたいそういう考え方で、いま議論していると、いうことであります。
ヤジ:大臣が分かってないんだよ、われわれの気持ちを。
岡田外相:もちろん、地元の反対をしてこられた皆さんの(ヤジが飛ぶ)気持ちは納得されないというのは分かりますけども。
ヤジ:県民いじめですよ、いや、反対でない、県民ですよ、県民、命ですよ。
ヤジ:このままでは進まないですよ。あと20年かかってもできませんよ、辺野古では。
ヤジ:できないね。
岡田外相:そこはですから……
ヤジ:普天間の人は、伊波さんもですね、名護市にやってくれとは言ってませんから。
岡田外相:大前提として、いや、あの、普天間潰せばいいと、いう話はわれわれはこれ前提には立たないと、これははっきり申し上げておきます。日米合意は重要であると。そして、普天間の機能はどこかに必要である。それは我々の議論の前提ですから。そういう議論の前提のところで違いが分からないと…(ヤジが相次ぐ)。
ヤジ:日米合意がなぜ重要なのか…
ヤジ:ちょっと大臣、伊波市長は辺野古に反対してますよ、大臣、伊波市長はね、名護市に反対してますよ…
司会:えー、すみません、時間が来てますので…(会場が騒然として聞き取れず)、…これは…(一部不明)…ということでの、市民集会ですので、それでは閉会の…(一部不明)…まとめさせていただきます…(会場内騒然)。
ヤジ:今日の集会が…(一部不明)…アリバイになったら困りますよ。
ヤジ:…ちゃんと説明しなさい。
ヤジ:われわれをアリバイに利用したら困りますよ。
ヤジ:うんそうだよ。
ヤジ:時間かけて検討せー。
(ヤジで会場内騒然)
ヤジ:何言ってるか(怒声)。
ヤジ:鳩山総理大臣がやってきたんですよ…
司会:えー申し訳ありません。今回は時間の制約もあってですね、自由な意見とか色々あるということも分かりますけど…(ヤジで一部不明)…かなり、いまの状況の説明はある程度、すみません、できたと…(マイクが割れて聞き取れず)…、伝えたいと思いますので、ぜひそのことを確認させていただきたいと思います。
ヤジ:普天間が…(一部不明)…と声高に言うのはね、脅しになりますよ、県民に対する。
岡田外相:いえ、私は脅しと感じておりませんから。今日はどうも有り難うございました。皆さんの貴重なご意見をいただいて、そのことは大変、私にとりましても非常に勉強させていただいたと、いうふうに思っております。ただ、私は日本の外務大臣として、日本全体の安全ということを…
ヤジ:沖縄を犠牲にしてもいいのか。沖縄は。
岡田外相:もちろん、もちろん、沖縄のことも考えているからこそこれだけ、われわれ苦しんでいるんであって…
ヤジ:当然ですよ、当然ですよ。
岡田外相:ですからそういうことをね、ご理解いただき、これからわれわれが結論をどうするかということは、いまの時点では決めておりませんけれども、沖縄の皆さんの声、今日お聞かせていただいた声を、そういった声も、十分に念頭に置かせていただきながら、決して容易な決断ではないですけれども、最後は、わたくし外務大臣、そして鳩山総理、それぞれの責任で決断をさせていただきたいというふうに思います。もちろん、…(一部不明)…そういう決断になるということではなくて、皆さまの様々な声を聞かせていただいた、その結果としての決断を…(一部不明)…しなければいけないということも、ぜひご理解をいただきたいというふうに思っております。本日はどうも有り難うございました、ご意見いただきまして。
ヤジ:岡田さん、沖縄だけ犠牲にしないで下さい。
(会場内騒然)
司会:恐れ入りますが時間が時間を過ぎておりますので、この場での交流集会は閉じてきたいと、時間の都合上…(騒がしくて聞き取れず)…、こういうふうにさせていただいたのも、できるだけ多くの人の皆さんに、市民の方も…(一部不明)…方もいるわけですから、そういう状況の中でさせていただいたということ。また、…(かなり不明)…、こういう機会があればぜひ…(ヤジで聞こえず)…
ヤジ:何回でも来てください、大臣。何回でも来て。
司会:よろしくお願いします、はい。有り難うございました。どうも拍手でお送りください。有り難うございます。
(拍手およびヤジ)
ヤジ:大臣、大臣…(騒がしくて聞き取れず)…違うルートからの情報も聞いて判断してください。偏った情報だけを聞いてるんじゃないですか、大臣は。
騒然とした中、岡田外相と市民との「対話集会」終了
岡田外相:まずあのー、先ほどのお話に出ましたけれども、本来、基地を造るかどうかという話、あるいは日米同盟という話は、国の話なんですね。ですから国が決める話を、名護市の市民の皆さんが長きに渡ってですね、…(一部不明)…分断を強いる形になっていたことは、ほんとに申し訳ないことだというふうに思います。これは本来国が責任を持ってやらなければいけない話だと思います。
そして、先ほど7割が県外というふうに世論調査の話がありました。私もそのアンケートは何回か目にいたしました。それはその通りであります。しかし、それはあの県外か県内かと言われれば、多くの方が県外を選ばれるのは当然だというふうに思います。
しかし、もう少しいま現実に目の前にある問題に移していくと、県外ということは、もちろんわれわれも様々な検証はいまやりつつありますが、しかし、すぐですね、えー、…(一部不明)…滑走路がすでにあって、しかも民間では使わないというようなものは、それは…(一部不明)…しかありませんからね、現実に県外といってもですね、それは時間がかかることは間違いない。地元の説得も必要になってきます。それだけに沖縄の…(一部不明)…はいまの普天間の状況がその間、いまのまま続くということでもあります。
(会場ざわめく)
ヤジ:どんなふうに続ていくの?
岡田外相:そのことについて…(ヤジで一部不明)…地元の皆さんが……
ヤジ:(普天間の)地元の皆さんは名護に反対してますから。勘違いしてるんだよ。
岡田外相:地元の皆さんが(ヤジ一部不明)できるかという話……
ヤジ:皆さんが声高に言ってるんで。
ヤジ:大反対運動つくりますよ。
岡田外相:そして…
ヤジ:…(一部不明)…運動しますよ。
岡田外相:ですから、単純に県外がいいかどうかという質問の立て方ではなくて、そういった普天間もその間、固定化しますと。あるいは7000人、8000人の海兵隊の海外への移転というのは、まさにアメリカもこれ、簡単には認めないとなるでしょう。そういうことも含めて総合的に判断した時に、どうなのかと訊けば、それが7割のままなのかどうかということは議論になるところだと思います。
ヤジ:いやもう、県民を恫喝してるだけですよ。
ヤジ:辺野古なら簡単にできるんですか?
ヤジ:辺野古ならいいんですか?
岡田外相:そういうことを言ってるわけではないです。
ヤジ:そういうふうに聞こえるんですよね。
岡田外相:7割の理由について言ってるんです。
ヤジ:いや、だからそういうふうに聞こえました。
岡田外相:そういう中で、妥当的な判断をしていかなければいけない問題だということを、ここはぜひ…(ヤジで聞き取れず)、…分かっていただきたいということで、だいたいそういう考え方で、いま議論していると、いうことであります。
ヤジ:大臣が分かってないんだよ、われわれの気持ちを。
岡田外相:もちろん、地元の反対をしてこられた皆さんの(ヤジが飛ぶ)気持ちは納得されないというのは分かりますけども。
ヤジ:県民いじめですよ、いや、反対でない、県民ですよ、県民、命ですよ。
ヤジ:このままでは進まないですよ。あと20年かかってもできませんよ、辺野古では。
ヤジ:できないね。
岡田外相:そこはですから……
ヤジ:普天間の人は、伊波さんもですね、名護市にやってくれとは言ってませんから。
岡田外相:大前提として、いや、あの、普天間潰せばいいと、いう話はわれわれはこれ前提には立たないと、これははっきり申し上げておきます。日米合意は重要であると。そして、普天間の機能はどこかに必要である。それは我々の議論の前提ですから。そういう議論の前提のところで違いが分からないと…(ヤジが相次ぐ)。
ヤジ:日米合意がなぜ重要なのか…
ヤジ:ちょっと大臣、伊波市長は辺野古に反対してますよ、大臣、伊波市長はね、名護市に反対してますよ…
司会:えー、すみません、時間が来てますので…(会場が騒然として聞き取れず)、…これは…(一部不明)…ということでの、市民集会ですので、それでは閉会の…(一部不明)…まとめさせていただきます…(会場内騒然)。
ヤジ:今日の集会が…(一部不明)…アリバイになったら困りますよ。
ヤジ:…ちゃんと説明しなさい。
ヤジ:われわれをアリバイに利用したら困りますよ。
ヤジ:うんそうだよ。
ヤジ:時間かけて検討せー。
(ヤジで会場内騒然)
ヤジ:何言ってるか(怒声)。
ヤジ:鳩山総理大臣がやってきたんですよ…
司会:えー申し訳ありません。今回は時間の制約もあってですね、自由な意見とか色々あるということも分かりますけど…(ヤジで一部不明)…かなり、いまの状況の説明はある程度、すみません、できたと…(マイクが割れて聞き取れず)…、伝えたいと思いますので、ぜひそのことを確認させていただきたいと思います。
ヤジ:普天間が…(一部不明)…と声高に言うのはね、脅しになりますよ、県民に対する。
岡田外相:いえ、私は脅しと感じておりませんから。今日はどうも有り難うございました。皆さんの貴重なご意見をいただいて、そのことは大変、私にとりましても非常に勉強させていただいたと、いうふうに思っております。ただ、私は日本の外務大臣として、日本全体の安全ということを…
ヤジ:沖縄を犠牲にしてもいいのか。沖縄は。
岡田外相:もちろん、もちろん、沖縄のことも考えているからこそこれだけ、われわれ苦しんでいるんであって…
ヤジ:当然ですよ、当然ですよ。
岡田外相:ですからそういうことをね、ご理解いただき、これからわれわれが結論をどうするかということは、いまの時点では決めておりませんけれども、沖縄の皆さんの声、今日お聞かせていただいた声を、そういった声も、十分に念頭に置かせていただきながら、決して容易な決断ではないですけれども、最後は、わたくし外務大臣、そして鳩山総理、それぞれの責任で決断をさせていただきたいというふうに思います。もちろん、…(一部不明)…そういう決断になるということではなくて、皆さまの様々な声を聞かせていただいた、その結果としての決断を…(一部不明)…しなければいけないということも、ぜひご理解をいただきたいというふうに思っております。本日はどうも有り難うございました、ご意見いただきまして。
ヤジ:岡田さん、沖縄だけ犠牲にしないで下さい。
(会場内騒然)
司会:恐れ入りますが時間が時間を過ぎておりますので、この場での交流集会は閉じてきたいと、時間の都合上…(騒がしくて聞き取れず)…、こういうふうにさせていただいたのも、できるだけ多くの人の皆さんに、市民の方も…(一部不明)…方もいるわけですから、そういう状況の中でさせていただいたということ。また、…(かなり不明)…、こういう機会があればぜひ…(ヤジで聞こえず)…
ヤジ:何回でも来てください、大臣。何回でも来て。
司会:よろしくお願いします、はい。有り難うございました。どうも拍手でお送りください。有り難うございます。
(拍手およびヤジ)
ヤジ:大臣、大臣…(騒がしくて聞き取れず)…違うルートからの情報も聞いて判断してください。偏った情報だけを聞いてるんじゃないですか、大臣は。
騒然とした中、岡田外相と市民との「対話集会」終了
臨場感があります!
参加されたみなさまの思いの深さが伝わってきます!
辺野古ありきの姿勢をぜひ撤回させたいものです!
テープ起こしと、ブログでの提供本当にありがとうございます。
私もがんばります。
その心の原点はいつも沖縄と向き合っています。
5日に行われた集会の貴重な記録を掲載していただき感謝しています。
事後承諾で申し訳ありませんが、ページのリンク集に掲載させていただきました。
よろしくお願いいたします。
テレビでは、まるで与党の中で社民党がゴネているようにしか報じませんが、これが沖縄の声です。
だからこそ照屋さんや山内さんが頑張ってくれているのです。
岡田外相も大変なのは分かりますが、本気でこうした声に応えてほしいと思います。
1つだけお願いがあります。これほどまでに大変な作業をなされたうえ、さらにお願いをするのは大変失礼なことだと存じます。しかしながら、岡田外相や司会の玉城議員の発言録で(一部不明)が続くのは残念だと思って、読んでおりました。
そこで、質問なのですが「(一部不明)などの箇所は大体の時間でどれくらいだったか?」つまり、「それぞれの箇所が数十秒なのか、数分なのか」だけでも知り得ればありがたいと思いました。
住民の方々の意見についても同じように思いますが、なによりも様々な思惑を持って開催した側=大臣や議員のニュアンスを知りたいと思います。正確な発言内容は不明であっても、発言時間に醸し出されるものを知りたいと思うからです。
一方、住民の方々の(一部不明)の発言時間まで再検証するのはさらに大変だと思いますので、大臣や議員の部分だけでも是非、ご検討下されば幸いです。
最後に、いつもブログや著作を拝見しておりまして、目取真さんの活動を影ながら応援しております。私は東京在住ですので、周りの友人に当ブログのことなど有益な情報を共有したいと思います。ありがとうございました。
私も先日、新聞(東京本社版)に抗議の投稿が載りましたが、この際、投書魔となって全紙掲載を目指す覚悟で続けたいと思います。
長文のテープ起こし、ごくろうさまでした!
最後の7でヤジで騒然となっている中での司会の発言は、数秒ほど聞こえていない部分があります。
岡田外相の発言は、たぶんこうではないか、と思うところもありますが、曖昧なまま誤った言葉を書くと問題ですので、私なりにはっきりと聞き取れた範囲で文字化しています。