鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

PRIMUS 2243 バーナー

2020年08月01日 | 鳥海山
 夜も遅くなると何故か翌朝が待ち遠しくなるこの頃です。ずっと昔は仕事が嫌で、永遠に明日が来なければいいと思っていたこともありましたが。まあでも現在翌日がやって来ても、何もできない、というよりしないで漫然と一日が終わってしまうんですけどね。
  当初はガソリンストーブ(スベア)を使っていたのですが、燃料やらなにやら持ち歩きが不便だなあ、とおもっていたところガスストーブが発売されたのです(40年も前か)。それはこのプリムスではなく、名前も忘れましたがプラスチックのケースにガスを納め上部に波型の火口の付いた火力の弱いバーナーでした。今もどこかにあるのですが、行方不明です。今はそれ用のガスも売っていません。知人が同じものを持っていてびっくりしたことがあります。超マイナーなメーカーだったと思います。南アルプスに近い某登山用品専門店で購入したものです。出てきたら写真をアップしてみましょう。もしかして見覚えのある方もいるかもしれません。

 それにしても、最初に自分で買った一眼レフカメラはミノルタ、それまでは貰い物の一眼レフを使っていました。このミノルタはすでにブランドも無くなっていますね、ソニーに受け継がれたと言ってもそれはミノルタではないですから。ガスバーナーもそう、初めて手を出したものが製造、販売会社が無くなっている、どうも最初の選択は常に失敗していたようです。もうひとつないかって?それは…

 このプリムスバーナー、現在も活躍してくれています。火力が強くていいですね。外気温の低いときはパワーブースター(炎の熱をガス容器に伝えるやつです。)を取りつけます。バーナーはだいぶ錆びているし、圧電点火装置も具合悪くなってきました。新タイプのものは交換部品があるのですが旧タイプのものはメーカー修理となるようです。その程度のことにお金をかけてはいられません、圧電素子はまだ使えるようなので自分で何とかしましょう。でもOリングだけは替えておきましょう。ガス漏れは怖いですから。

 いつも写真のものの置き台に使っているのは自作のテーブルもどき、頂き物の赤松集成材にこれも頂き物のワックス塗料(Antique Wax)を塗ったもの。ワックス塗料、乾燥も早いし、塗装中の臭いもそれほどでないし、大変使いやすい塗料です。後ろのモニターは40インチの中古品。画像編集や表計算、老眼には大きくて助かります。あとは映画を観るにもいいですね。

 いずれ近いうち「鳥海山をめぐる人々」というタイトルで数十人の中から何人か思い出に残る人々を書いてみたいと思っています。

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