明日におあずけ!

艦nextの1/700大和…作ってみたい
(・∀・)
↑カニは放置かョ

道東ひとり旅2~純の番屋・とおまわり編~

2018年09月02日 | 旅行

瀬石温泉を出たのが16時50分
そこから国道の行き止まり地点である『相泊』(あいどまり)を目指します






…と言っても車で10分掛かりませんけどw






17時に相泊到着







もうじき陽も暮れて来ますので…







夕方に熊の生息域に近寄りたくは無かったのですけど…これより目指しますのは








車を置いた場所から徒歩で15分~20分くらいの所に在ると云われている『純の番屋』です





通常、ネットで『純の番屋』を検索すると羅臼町の道の駅近くにある『食事処 純の番屋』がヒットします

そこでは現在も北の国からのドラマにちなんだ料理とかを観光客向けに提供しているそうなのですが
実はその番屋の建物自体は精巧に造られたレプリカなんですよね

放送当時はドラマを観たファンがロケで使われた本物の方の番屋を探しに相泊の浜へと大挙押し寄せ、昆布とかを干している番屋の前をズカズカと歩いたり地元の漁師さん達の作業の妨げになったりしたものですから
そのような問題を解決すべく交通の便の良い羅臼町にレプリカを建てたらしいのですが、本来ロケで使われたガチな方の番屋は相泊の先に未だに残っているそうなのです







まぁドラマが完結してから16年も経ってますし今更本物の番屋まで逝く人も滅多にいないでしょうから
漁師さんの邪魔にならないよう挨拶を交わしながらガチな番屋を目指す事にしたんですよね
( ̄▽ ̄)ゞ





それにしても時間が無くてダイソーのパチもんのクロックス(パチックス)を履いて歩き続けてるのですが…
ゴロタを歩くと足裏や足首が痛い…
(;´Д`)
イテテ…




車にはトレッキングシューズも積んでたのですけど時間が無かったので履き替えずに来たのが失敗でした
(;´Д`)
イテーヨー





進行方向の右側は海ですが左側は山というか森です








夕方につきバッタリとヒグマに出逢わぬよう熊笛を吹きながら進んでおりますが









首には『熊殺し』の異名を持つ空手家、ウィリー・ウィリアムスの写真も熊避け代わりにぶら提げております






ちなみに写真の裏側はクマ科の生物様(←click)になっております
( ̄▽ ̄)ゞ
(食い殺されるぞ)







番屋の前には昆布干し場に入らぬよう道が分けられておりますのでもちろん側道を通らせて頂いておりますが






ん~…








15分くらい歩いて来ましたけど…








それっぽい番屋はまだ見えて来ませんねぇ…
16年も経ってるのでもしかすると既に取り壊されちゃっているのでしょうか?
(´Д`)






ん?








もしかして…これ?
(  ̄▽ ̄)






確かネットで見た本物の番屋って…こんなんだったような…
歩いた時間的にもこの辺りに間違い無さそうですし…








『こんな時は本物の画像を載せてるサイトの画像と照らし合わせりゃ確認できるやん♪』
…ってところなのでしょうが







圏外でネットが観れません
( ;∀;)

シレトコ…オソルベシ…






ん~…でも
コレに間違い無さそうなんやけど…
(ーー;)







一応念のためにもう少し先まで番屋群を確認しておこうと奥へと進んでみることに。







ん~…やっぱコレじゃないし
やっぱさっきの番屋やよ…ねぇ…
(  ̄▽ ̄)ゞ








第一村人発見♪
しかも魚釣ってはるしw






僕「コンチワ~♪写真撮らせてくださいまし~♪」








オッチャン達「ええよ~!魚だけじゃなくてワシ達も撮ってよぉ~♪」




僕「デッカイですねぇ~コレ♪何て言う魚ですか?」
(  ̄▽ ̄)ゞ







オッチャン「カラフトマスよ~♪ところでニーチャンはこんな所まで何しに来たの~?」




僕「いや~この辺りに純の番屋があるらしくて探し歩いてるんですけど…ドレがドレだかハッキリと判らなくて…」
(  ̄▽ ̄)






オッチャン達「え~?純の番屋なら羅臼の道の駅の所に…」





僕「いえいえ…実はアレはニセモノでして本物がこの辺りに在ると聞いたので探しに来たんですよ。
どうやらソコで見かけた番屋が一番ソレらしいと思ったのですが…確証が得られませんもので」






オッチャン「あ~…それだったら
もう少し行った所の海岸で火を焚いてるオジイチャンが番屋にずっと住み続けてる人だから、そのオジイチャンに訊くのが確実だと思うよ」





僕「わ~♪ありがとうございます~!」
(≧▽≦)






オッチャン「ところでニーチャンの頭に付けてるのは何なの?」




僕「あ、コレですか?コレ、ビデオカメラなんですよ。ここら辺でもしヒグマに出くわした時に決定的瞬間を収めたくて回しっぱなしで歩いてるんですよ♪」
(≧▽≦)ゞ
(ちなみにウィリー・ウィリアムスの件はスルーされる)





オッチャン達「ヒグマなら今朝も向こうのほうで目撃されてたよ。ニーチャンも気を付けてな~!」






僕「ありがとうございま~す!」
(≧▽≦)ゞ







という事で海岸で焚き火をされている番屋を目指します
昆布干し場に入らぬよう矢印の道を進んで逝きますと







お。焚き火発見♪






ん…でも番屋の住人さんが見当たりませぬ
(  ̄▽ ̄)





待っていても埒(らち)があかないのでその先まで歩いて逝くと







わりと流れのある川まで辿り着いちゃいました






川の向こう側にも僅かに番屋が見えますが…





岩を飛び越えていけば川の向こう岸まで渡れなくもありませんけど…
ここで冷静に考えてみたのですが


『ドラマの撮影クルーや俳優さん達が、果たして撮影当時にこんな岩場を飛び越えてまで向こうまで撮影に逝ってたのか?』
(-∀-;)





いや…なんぼなんでもソレは無いと思うんですよねぇ
(-∀-;)









番屋が無くなる先は







ヒグマが出そうな雰囲気アリアリなのですが
(実際に目撃情報が出てます)

今夜泊まる宿のチェックインが18時30分までなので
時間的な事も鑑みて(純の番屋はさっきのアソコだと思うので)引き返す事に決めました







ていうかマジで足がガクガクなんですけど…チェックインに間に合う為には早歩きで戻らなくては!
(;゚Д゚i|!)
ツライ…






いかにもヒグマが隠れてそうな草むらを見やりながら








戻り際に最初に目星をつけていた番屋を今一度確認







電気メーターは外されているので今は誰も住んでなさそうですね






ていうか2階の屋根も一部剥がれてますし、
廃屋になっちゃってるのだと思いますけど僕的にはコレが純の番屋だと確信して






やっと車の所へと戻り








相泊から今夜泊まらせて頂く羅臼町のゲストハウス『とおまわり』さんへと急ぎます!
(時間がギリギリ…ヤバイ!)







急いでる車道の真ん中で初のキタキツネに遭遇
何か食わえてますね







どいてくれてゴメンよぉ~w







夕暮れの羅臼漁港
ココも北の国からのロケで使われてましたが時間が無いのでスルー…






で、チェックインリミットギリギリの18時27分に宿に到着







宿のスタッフさんに挨拶を済ませ部屋へと案内して貰います






ゲストハウスなので相部屋で~、






食事も皆で摂るシステムで、毎晩開かれる飲み会に希望者は誰でも参加できるそうなのですが~…
僕は人一倍、人見知りが激しいのでこういうのは苦手なんですよねぇ~…
(///∇///)
(ウソつけ大好物やろが)






運良く風呂場が空いてたので夕食前にチャチャッと汗を流させて貰い






サッパリしました所でお楽しみの夕食会です
(о´∀`о)






1泊2食付き4800円で元漁師の主人が腹一杯になるまで海の幸をご馳走してくれます。大変良心的ですね♪
( 〃▽〃)

(生ビールは別料金ですよ!)






サイトで食事は海の幸尽くしだと書いてあったので
魚嫌いの僕にはキツいかなぁ?との不安もありましたが







次から次へと運ばれてくる美味しい料理と






ビッグバイクで旅をされてる方々や
レンタカーでゴルフに訪れた方々、
バイク旅で台風の進路に予定を翻弄されている若い方々や
スーパーカブで500キロ走って来られた方など
初対面ながらも食べて飲んで話こんでいくうちに場の雰囲気も盛り上がって行き、大変楽しい夕食会となりまして




夕食の片付けが済んだ21時からの飲み会も本日の宿泊者全員が参加されました♪
(≧▽≦)♪



(会話中にあんまりバシャバシャ写真を撮るのも失礼だと思い撮影は控えております)





僕は北海道名物の『カツゲン』に焼酎を入れたカツゲン酎をよばれましたがコレがまたウマイ!
( 〃▽〃)






ちなみにこの方がゲストハウス『とおまわり』の主人、ナナメチャンさんです(以下略・ナナメさん)





美味しいお酒を飲みながら皆でワイワイと話に華が咲き

やれ北の国からのロケ時の裏話とかココには書けないレベルのウソかホントか判らんような面白い話を聞かせて頂きましたが


そんな宴の中、僕が今日相泊まで赴(おもむ)いて本物の純の番屋を探しに行った話を致しますと




ナナメさん「え?純の番屋は川の向こうだよ?
昔は橋が掛かっていて容易に渡れたから…」




僕「えー!?マジですか!?」
((((;゚Д゚)))))))






皆さん「だったら…明日もう一度川の向こうまで確認しに行かないとダメなのではw」
(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)
ゲラゲラw



僕「いっやぁ…困りました…
明日はヒグマ目当てに『知床峠』を走って、出来ればそれから『川北温泉』と『養老牛からまつの湯』に入ってから網走監獄まで観に行きたいなぁと思ってたんですけど…

あ…そうそう忘れてました、せっかくなのでついでに『神の子池』も観ておきたかったんですが…いくら何でも欲張り過ぎですかねぇ?」

(;´゚∀゚`)ゞ






皆さん「ソレは時間的に無理じゃないですかw」
(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)
プー!ゲラゲラw






ナナメさん「エ?イヤ…そんな事も無いと思うよ?
先ずアッチ行ってからコッチ戻って来て…それからソッチの方からコッチを回って行けば…時間的にも不可能じゃない…ハズ…
でも取り敢えず純の番屋は朝食前に観に行かないとねw」




僕「朝食は7時半でしたよねぇ?相泊まで行って川の向こうまで行って帰って来る所要時間を逆算すると…ココを5時には出発せなあきませんよねぇ?
ていうことは必然的に起きるのは4時半…起きれますかねぇ…」
(;´゚∀゚`)






皆さん「頑張ってw」
(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)
プププー!ゲーラゲラゲラゲラw
(↑他人事やと思って!)





…てな具合で
知床に着いた初日から何とも濃密な内容になりましたがこれにて1日目は終了








更に濃密な2日目へとつづく



(明日…起きれるかなぁ…)