今日、姉から聞いた情報。
私の曽祖母(イギリスで過ごし、イギリス人に育てられた)って
あのオスカー・ワイルドと家でお茶したりしたらしい。
時はヴィクトリア王朝、サロンというものがあったからねえ、
たぶんサシで茶を飲むというわけではなく、大勢いたんだろうけど。
オスカーの記憶に残っているか分からないが、きっと東洋人の娘
(読み書きもちゃんとできた)は珍しかったに違いない。
あとはハイドパークにテニスンの朗読を聴きに行ったりとか。
まさか文学全集に出るような文豪と、先祖が同じ場所にいたなんて。
オスカー・ワイルドって言ったら、『 幸せな王子 』 という話が好きだ。
ツバメが宝石だらけの王子の宝石を、一つ一つ貧しい者に与えていき、
最後は瞳のサファイアまで与えてしまい、ツバメは国に帰ることなく凍え死ぬ、
その悲劇的なラストに、只者じゃないと子どものころから思ってた。
オスカー・ワイルド=ゲイだったのは有名だが(子どももいるらしいから、バイ?)
だからこそこういう作品(どうもSM色が漂ってますもん)が書けたのか。
今度しっかり読んでみたいですな。