朝日新聞で最近この「追い出し部屋」にいるサラリーマンの特集をしている。
広い社内で、通常業務でなく軽作業や単純労働、または何も仕事を与えられず
自分で転職先を見つけるように言われ、社内に残る道は無いと何度も面接で言われる。
心が弱い人なら参ってしまいますね。考えただけで胸が痛くなります。
私もあってもなくてもいいような仕事をしていた時期もありますが、
それでもお給料が頂けて(しかも今より多く)助かりましたが、やはりつまらなかったです。
追い出し部屋にいる方、今までの仕事じゃない方向に目を向けて、
たとえば保育士資格を取得してみるなんてどうでしょうか?
頭がいい人なら筆記はちゃんと1年勉強すれば通るかも。
男性保育士はまだまだ少なく、給与も低いのが難点ですが、ニーズはあります。
何より、1人保育士が増えれば0歳児に関しては3人のママが仕事に復帰でき、
もっと増えれば日本全体の生産力が上がります。逆に、日本の生産力を上げるために
保育士は増えないと困るのです。
そう考えると毎日大変でも頑張ろうという気になります。
先日の「クローズアップ現代」保育士不足の回を見ました。毎年保育士職に就く
1割が離職、離職後の復帰率もとても悪く、養成校卒業者の半数は保育士にならないと。
このデータは本当なんですかね。ならば何故養成校に行くのか不思議です。
幼稚園教諭とか違う職に就くのでしょうか。
それに保育士資格を国家試験で取る女性の多くが、家事育児の傍ら、パート指向だったり
訳ありな私のように40過ぎて異業種から転職、正社員でがっつり働こうとしなかったりも。
ならば男性にも広く門戸を開くしかないじゃないですか???と思います。
自分が働いている事で仕事を辞めずに済むママ達がいるというのは、
世の中に必要とされているんじゃないかな。キレイな仕事でも楽でもないですが、
追い出し部屋だけでなく老若男女にぜひ国家試験を受けてもらい、
資格を取るだけでなく実際に保育士になって欲しいと思います。