箒の達人

前の記事で拭き掃除について書きましたが、雑巾・はたき・箒という古典的？掃除道具のうち、箒での掃き掃除についてはちょっと自信あります。

ただし、外掃除についてのみ、ね。

相方の仕事の手伝いについて行っていた若かりし頃、みっちり仕込まれましたので。

タイトルに「達人」としましたが、残念ながらこれは私のことではありません。

 

うちが庭掃除に使うのはもっぱら柄のない箒で、竹箒の柄のついていない手箒と呼んでいるものと、庭を掃くときに使う短い箒、あれの柄を

もっと短く切って使う、おそらくうちだけの呼び名だと思うけれどバカ箒と呼んでいるもの。この２種類。

どうしてバカなんて呼ぶのか訊いてみたけれど、相方もよく知らないで呼んでいるらしいです。私に言わせたら働きもののお利口さんなのに。

そのバカ箒を掃除の仕上げに使っていました。

当然ながら柄が短いので、しゃがみこんで使うことになり、そのため相方も私も膝を悪くしたよね～（苦笑）。

以前は掃除を専門に手伝ってくれるおじさんがいましたが、亡くなられてしまったので、最近はブロアーでごみを吹き飛ばして・・・ではなく、

一か所に集めて楽をするようになりました。

 

でもやっぱり基本は箒。

 

よく学校にある竹箒や、ご家庭で吊るさずに立てかけてある箒の先って、曲がっていますよね。

あんなふうになってしまうと、掃きづらいしきれいに掃けません。

先ほど書いた手箒も、使うときに回しながら使うようにしています。そうすると全体的に平均に減っていき、先が曲がることはありません。

箒の状態や保管の仕方を見ると、その家の掃除能力がわかる、かも（笑）。

 

箒使いの達人、と言えば大相撲の呼び出しさんでしょう。

土俵をきれいに掃き清める姿も美しい。そしていい箒を使っていますよね。

あんなふうに優雅に掃除が出来るようになれたら、ちょっと鼻が高くなるかもしれません。

プレ大掃除、とでも言いましょうか

日本人の連休を狙って、また台風が日本ツアーに来たがっているようですが・・・勢力も強いし、今のところの予想進路だとかなり危ない感じが

しています。

お天気のよいうちに対策をしておかなくては、と思うのですが、明日明後日と外出予定があるので、計画的にやらなければと考えております。

 

計画的に、と言えば、家のなかの大・・・とは言えないか、中掃除をそろそろ始めないといけないな、とも。

暮れの忙しい＆寒い時期に大掃除、なんてやってらんねぇよ、と数年前くらいからかな？いや、もっと前からかもしれないけれど、あまり寒く

ならないうちに普段やらない場所の掃除をすることにしています。気温が高いほうが汚れが落ちやすいですもんね。

と言ってもあまり無理はせず。

以前台所の窓拭きを一生懸命やり過ぎたせいか、頚椎を傷めた経験がありまして。

頑張ってやったところで、新品のようにきれいになるはずもないのでね。そこそこきれいでOK、ということにしました。

前にやった失敗で、強い洗剤スプレーを汚れたところにシュッとやったら、直接かかったところはきれいになったけれど、その周りはそれほど

汚れが落ちなくてムラが出来てしまい、まだら模様になってしまったことがありましたっけ。

汚れのひどい台所から、ぼちぼちと掃除しようと思います。

義母がまだ動けたときは（今も寝たきりってわけじゃないですが）一応ふたりがかりで掃除したのでその分楽だったけれど、今やワンオペだし。

中途半端に広いこの家が、ちょっと恨めしく思えます。

 

掃除ついでに、今の若いひとって雑巾がけ、あまりしませんよね、きっと。

私もやるとしたら週１回くらいしかしませんが、やるのは正直面倒ではあるけれど、拭き終わったあとはなんか清々しい感じがするところは好き。

フローリングワイパーや掃除機だけのときとは、きれいさがなんかちょっと違った感じがするんですよね。

前は古タオルを縫わずに使っていましたが、今はマイクロファイバーでやっています。

古タオルで充分なんだけれど、誤ってたくさん買ってしまったんです、マイクロファイバー・・・

そのマイクロファイバー、色は濃いグレー。なので汚れが目立ちません。

目立たないということは、マイクロファイバー自体が薄汚れて見えない点ではいいのだけれど、拭いたあとこれだけ汚れを落とした！という

達成感にはちょっと物足りない部分があります。

同じことが「汚れの目立たない」色とか素材にも言えますよね。なんか掃除してもきれいになったんだかよくわからないし、気がついたら

ものすごく汚れてた！なんてことも。

もっとも老眼になると、汚れが目立つところでも気がつかないことが多くて、老眼鏡かけてふと台所なんか行ったときにぎょぎょっ！として

慌てます。常時メガネが必要になってきたのかなぁ・・・