今日から消費税が一部を除いて10%になりましたが、昨日は家計防衛のための買い物に出かけましたでしょうか。
トイレットペーパーやティッシュペーパーをいくつも持った人や、ガソリンスタンドの車列など、いろいろ報道でも見かけたし、昨日は平日にも
かかわらず、車の通行量が普段よりかなり多かった気がします。
私が昨日買ったものと言えば、今日神棚にお供えする榊一対だけ、でした。
我が家の家計の締め日が月末で財布の中身が乏しかったから、というのが大きな理由ではありますが、ビール(我が家は新ジャンルだけど)とか
生活消耗品などを買いだめしようという気になれなかったから、というのが大きいです。
いくら買いだめても一時的なものにすぎないし、場所塞ぎになるのが嫌、というのがその理由でしょうか。
ガソリンについてはうっかりではありましたけど、満タンにしたところで・・・と思ってしまいます。
それより気になるのが、5年後に本格導入されるインボイス制度。
何それ?という人がほとんどだと思います。増税という部分だけ大きく取り上げられていましたから。
消費税を納税している事業所を登録して番号を交付。請求書にその登録番号の記載がほぼ義務付けされるというもの・・・だと私は理解して
いますが、もしかしたら違うところがあるかも。不確実でごめんなさいね(苦笑)。
相方は以前は消費税を納税していましたが、今では売り上げが減ったので免税事業者となっています。
ところがこのインボイス制度が正式に導入されると、登録をすれば納税義務が発生します。
登録しなければいいじゃん、とも言えますが、相手先から請求書に登録番号を明記するように求められたら、その相手先からの仕事は
受けられないことになってしまいます。
要するに、国は免税事業者が消費者から預かった形の消費税を納めさせたい、ということなんでしょう。
免税事業者という制度をいっそ廃止したほうが、ルールとしてわかりやすいと思うんですけどね。
今回食料品は一部を除いて8%のまま据え置きですが、イートインとテイクアウト両方があるためにいろいろ苦慮しているところも多いです。
フードコートで食べると10%らしいですけど、ショッピングモールなどのベンチで食べる場合はどうなの???とか、
キャッシュレスでポイント還元、なんておいしい言葉で誘っているけれど、所詮来年の6月いっぱいで終了でしょ?
去年の北海道でのブラックアウトや、今年の千葉の台風被害のように、停電が長引いたらキャッシュレスなんて機能しないし。
キャッシュレスは世界的な流れだとしても、災害大国の日本でどんどん推進すべきものなのかなぁ、なんて思います。
国や政府が考えることって、なんか「その身」になって考えてないように思えるんですが。
それに野党にしても、消費増税反対!なんて選挙のときには声高に言っていたのに、インボイス制度についてはな~んの発言もありゃしない。
よく「中小企業の味方」みたいなこと言えるよねぇ!と不満たらたらです。
午前中、火曜特売に行ってきましたが、いつも以上の混み具合。
台風が来るかも、ということもあるかもしれませんが、食品以外で増税になる分を特売で安く買って補おうということなんでしょうか。
おそらくしばらくは消費の勢いは落ちるでしょう。それがいつまで続くのか。
今朝コラムニストが話していましたが、諸外国ではいわゆる消費税のような付加価値税は既に20~30%くらいの水準なのだそう。
それだけの税金を払っているにもかかわらず国民の幸福度の高い国もありますが、日本はそこまで税金も高くなく物も豊富にあっても国民は幸せだとは
あまり感じていないですよね。
とにかく増税がスタートしました。税収の増えた分がきちんと国民に還元されるように、私たちは注視すべきだと思います。
なんか、今日はいつになく真面目な話、でしたねぇ。らしくない?(笑)