先月畑に行ったときのこと。
車があまりに埃だらけだったので、マイクロファイバーで水拭きしました。
滅多にしないことをしたので、その後大雨が・・・ということはなかったのだけれど、バケツの水を側溝に流しに行くと、金網に長々とあったのがヘビ!
の抜け殻でした。
前にも見たことはありましたが、今回見つけたのは状態がよく?頭の部分はなかったけれど、胴の部分はほぼ全部あったんじゃないかと思います。
早速、ワイルドな(笑)相方にご報告。
すると彼いわく、「持って帰る」。
あ、そう。やっぱりね~。
聞いたことありません?ヘビの抜け殻を財布に入れておくと金運アップするとかしないとか。
お財布に隙間風が常に吹いているので、少しでも・・・と思うのは庶民だから仕方ないですよね。
そう言っていたのに、持ち帰るのをうっかり忘れそうになって、私に注意されていましたが(苦笑)。
それから数週間経った先日。
相方がなんだかしおれた様子で話しかけてきました。ん?どーかしたの???
「俺、すっかり忘れててさぁ」
何を?私の誕生日も結婚記念日もとっくに過ぎてるけど、何か悪いことして黙っていたとか?
「さっき第二物置の古いカレンダーを触ってたら、封筒が落ちてきて」
注:第二物置、とは、彼の飼っている鳩小屋の半分に仕事のものと鳩の餌などが置いてある場所のこと。
その封筒が何か、と言うと、最近はほぼやっていないんですが、鳩レースの鳩舎賞のもので、中にお金が入ったままだった、と言うのです。
で、いくら入っていたかと訊いたら、「7千円」。
あら、結構入ってるんだ。(内心かなりうらやましかった:笑)いい臨時収入じゃないの。
「でもさぁ、なんか札がボロボロで」
彼としてはもうお金として使えないんじゃないかと思ったようなので見せてもらうと、確かに端のほうが少し欠けていたり破れてはいるけれど、
この程度なら両替してもらえれば大丈夫だよ、と答えるとパッと表情が明るく(現金な奴:笑)。
ただねぇ、どれくらい前だったか忘れましたが、確か十何年は経過していて、それが証拠にお札が一代前のもの。5千円札は新渡戸稲造、
千円札が夏目漱石だったのです。なんか久しぶりのご対面。
両替すればいいとは言ったけれど、何かと手数料が必要な世の中なので、銀行の窓口で口座に入金すればいいよ、とアドバイス。先日無事?
入金したようです。
こんな思わぬお金がひょっこり出てきたのも、ヘビの抜け殻のおかげかもしれませんね。
そうそう、旧札の話が出ましたが、先日お客様からいただいた代金のなかに、旧1万円札が入っていました。
ATMで入金出来るかなぁ?と不安でしたが、事無く入金出来ました。
そして昨日仕事のお金を見ていたら、千円札のなかに夏目漱石先生がおふたりいらっしゃいました。まだあったか旧札!(苦笑)。
この前はどこかで旧500円玉をおつりで渡されて、自販機やATMは使えないしどうしよう・・・おそるおそるアピタで会計のとき、レジの人に
「これ古いのだけど、レジ大丈夫かしら?」と出すと、「多分大丈夫だと思いますよ~」と受け取ってくれて、こちらも問題ありませんでした。
うちの近くのアピタのレジ係さん、感じの良い人が多いです。そうでない人もいますけど・・・
という、ヘビの抜け殻から始まった、ちょっとだけ古いお金のエトセトラでございました。