一昨日の晩、NHKの「所さん、大変ですよ」を観ていたら、最近の若者は酸っぱいものが苦手で、甘い梅干しがよく売れると言っていました。
それを聞いた相方も私もびっくり。
相方も酸っぱいものはあまり得意ではありませんし、私も最近は出来るだけ摂るようにはしていますが、もっと摂ってもいいと思っているくらい、なのに、
世の中は決してそうではないんですね。
番組の中で、人間は本能的に酸っぱいものを避けるように出来ているという説明がありました。要するに、酸っぱい=腐敗している可能性があるということだから。
でも最近流行りの発酵食品の中にも酸っぱいものって結構ありますよね。となると、最初にその酸っぱさは大丈夫ということに気づいた人はかなり偉いな。
先日カリカリ小梅を漬けたことを書きましたけど、甘い梅干しなんてもってのほか!と思っている私。当然全く甘くありません。
番組を観ていて、道理で売られている梅干しのほとんどが甘いはずだ・・・と思いましたよ。そして、甘くないものが食べたければ自分で作るしかないのだなと
いうことも。
以前は生協でも甘くない梅干しを売っていたのですが、このところどれだけカタログを見ていても出てきません。しゃあない、大きな梅干しも漬けることに
しましょう。
さて、酸っぱいものがそれほど好きではない私でも、これは大好きというのがマリネ。特にキャロット・ラペが大好きです。
ちょっと前になりますが、ご近所さんから大量のニンジンをいただきました。なんでも仕事で売れ残ったものをもらうらしいのだけれど、当のご近所さんは
ニンジン嫌いなんです。どうして嫌いな人のところへ持ってくるかと言えば、そこに持ってくれば知り合いに配ってもらえて捨てなくて済むから。
確かに食品ロスにならなくていいですよね。
ニンジン大好きな私は喜んでいただきますが、今回いただいたものは少々傷みが出来ているものが多かったです。雨が多かったせいでしょうね。
なのでとっとと食べるに限るわけですが、そこはそれ、相方とふたり暮らしでは普通の食べ方をしていたら減るものも減らないというもの。
そこで
スライサーで千切りにして、ついでにこちらも貰い物の新玉ねぎをスライサーで薄切りにしたものを一緒にマリネしました。
このマリネ液は、前にカリフラワーのピクルスを作ったときの残りの液。捨てるにはもったいなくて(ケチと呼んでくださいませ)ドレッシングなどにも
使っていたのですが、ちょうどいいなということで。少しお酢など足しましたけど、いい感じになりましたよ。食べるときに少しだけオリーブオイルをたらして。
こうしたものがあると、今日はちょっと野菜が足りないな、というときに本当に助かります。
これからもっと梅雨が本格化したり、その後の夏の暑さ対策にも酸っぱいものは積極的に摂ったほうがいいですものね。これがなくなったら、なかなか減らない
新玉ねぎをマリネしようともくろんでいます。食に関する工夫は苦になるどころか、本当に楽しい。体重計の数値には厳重注意が必要ですけどね。