"重い扉を押し開けたら 暗い道が続いてて
めげずに歩いたその先に 知らなかった世界"
すっかりアクセス数も減ってきて、いったい誰が見てるんですかねこのブログ。
ただこのブログだけが誰かとつながっている気がするのでこれからもなんとなく続けていきます。
退院から一ヵ月、区民大会が復帰レースになりました。
前日の再検査でようやく運動にGOサインが出て(血液の数値で練習してる事はバレましたが…)とにもかくにも現状を把握するためのレースです。
一般男子1500m4分45秒27
慎重に序盤を走ってイメージ通り1000mの通過3分10秒、不安感はありましたが思ったよりは普通に走れました。
PBの4分31秒には程遠いですが春の区民大会は…
4分44秒68(2012)
4分43秒91(2013)
4分47秒77(2015)
4分42秒88(2016)
4分45秒14(2018)
毎年出足は鈍くこんなものだったりするので次の大学記録会でしっかり勝負してきます。
一般男子5000mは19分30秒51
Lap3'27,54,4'07,09,3'52
1500&5000m2種目出場は2回目でしたが前回は18分38秒で走ってるのでまったく走れませんでした。
入院する前からマラソン含めて後半が全然粘れなくなってます。
こんなタイムは2013年の夏にバイクで事故って練習できなくて19分40秒かかった時以来かな。
練習ちょっと休むと効果覿面ですぐ走れなくなるんだな俺は。
次は1日1種目なのでそっちが本番という事で。
「走るんは一人で走るもんや。でも走り続けていけば、諦めなければ、速く、速くなっていけば、その、かなた先でいつかまた会える。」 かなたかける4巻
今回所属を離れての初レースでもあったわけですけれど応援は少なくなったけれどその分一つが一つがすごく響きました。
こんな結果だったけれど何のために走り続けているかようやく答えを見つけられて、また振り出しに戻って成り上がる過程を楽しんでいければと思います。
12月の湘南国際がセカンドベストの3時間12分だったので3時間15分ぐらいはまぁいけるかなと思っていましたが、直前の立川ハーフで失速していたのでこっちの結果をもっと重要視すべきでした。
ⒸMARATHONFOTO
雨も上がって気温はどんどん上がってましたがそれだけが原因じゃない気がします。
距離表示もkmでなくマイル(約1.6km)でスピード感覚うまくつかめなかった。
給水のゲータレードにも慣れてなかった。
ちょっとずつの準備不足が積み重なって足が動かなくなった。
30km過ぎのHeartBreakHillもその前からすでにきつかったのであまり印象に残ってません。
ⒸMARATHONFOTO
最近失敗レースなかったのになんでここなんだよ。
夢舞台は笑顔で走るはずっだたのに…。
どうしていつも俺はこうなんだよ。
一度止まって仕切り直した方が良かったのかもしれない。
でも俺はマラソンで立ち止まった事は今まで一度もなかったから。
どれだけ苦しくても走り続けられること…それだけがたった一つの俺のアイデンティティーだから。
ここで止まったら自分が自分でなくなるから。
そしてボロボロになってようやく辿り着いたゴール前、最後の直線"Boylston Street"。
ここはすごいな…世界の中心かよ。
もう二度と見る事ができないかもしれない光景…ゆっくり進んで頭に焼き付ける。
ⒸMARATHONFOTO
中間点/1時間36分31秒
25km/25分56秒
30km/30分36秒(2時間27分55秒)
35km/36分12秒
40km/36分24秒(3時間40分29秒)
ゴール/3時間58分15秒(後半2時間21分44秒)
夢にまでみたこの舞台をゴールできて頭に浮かんだ事は一つだけ。
「いつかまたもう一度…。」
"ここが出発点 踏み出す足は いつだって 始めの一歩"
ボストンマラソンのコースにこれまでの人生を重ねる。
下り坂で勢いよくスタートしましたが30過ぎにHeartBreak…夢破れました。
それでも立ち止まれないのがマラソンであり人生だ。
散々迷って苦しんで気付いた事は道は前にしか続いてないって事。
"強く手を振って あの日の背中に
サヨナラを 告げる現在地 動き出すコンパス
さぁ いこうか ロストマン"
アメリカ国歌が流れ、頭上を戦闘機が通過する。
ようやくたどり着いたスタート地点。
ここはアメリカなんだって実感する。
ボストンマラソンはフルでは珍しい片道コース。
机上では終始追い風になってしまう可能性があるので世界最古の歴史を誇る大会ですが世界記録には認定されません。
集合場所はゴール地点。
ここで荷物を預けてスクールバスでスタート地点に向かいます。
スタート地点では荷物は預けられないので迷ったのですがここでもう臨戦体制ランパン、ランシャツに。
しかしバスに乗る順番を待ってる間にまさかのどしゃ降り。
なんとかバスに乗り込みコースを逆走して、1時間でスタート地点の学校に到着。
まだ雨は降っていたのでテントの下で震えていたのですが周りのみんなは普通に上着を着ている。
荷物預けられないのにどうするんだと思っていたらスタート前に回収箱があってそこにどんどん投げ入れていく。
この脱いだ服は古着として寄付されるのですがみんな結構ちゃんとした服を着ていてチャリティー文化が根付いてるんだなと思いました。
ⒸMARATHONFOTO
ボストンマラソンのスタート地点は両側に民家が並ぶ本当に普通の片側一車線の道路なんですが持ちタイムごとに時間差スタートしていくので、渋滞もなくスムーズに流れていきちょっとびっくり。
ただいきなり下り坂で周りは全員サブ3、そして初の海外レース。
わかってはいたんだけど自分を抑えきれなかったなぁ…。
走ってる時に自分が外国人だっていう感覚はありませんでした。
アジア系の人は珍しくないですし、本当に一人のランナーとして応援をしてくれてるなって思いました。
応援も文字で表現するのは難しいのですが、
日本:がんばれ!!→
アメリカ:Woo!!⤴️Hoo!!⤴️
元気な時はアメリカ式の方がテンション上がるのですが撃沈してからはちょっと…。
ⒸMARATHONFOTO
ボストンマラソンは世界最高の市民マラソン大会と言われていますが東京マラソンの方が非日常感はあると思います。
ボストンマラソンは年に一度の村祭りの最上級。
標準タイムがある事でリピート率が高いんだと思う。
スタート地点でも「今年も会えましたね」みたいな雰囲気がありました。
応援する人もギター弾いてたり、お酒飲んでたり、肩肘張らず楽しんでる感じかしてだからこそ声援が絶えないんだなって思います。
春のレースという事もあり上半身裸で走ってる男性がけっこういて、女性もセパレートのユニフォームでがんがん走ってきて圧倒されました。
そして中間点を過ぎ、待ち受けるのはWesley Collegeの応援。
"kiss me","hug me"と掲げる女子大生がずらりと並ぶ…。
話しには聞いてたけど圧迫間半端ない。
あ、でも可愛い子もいる…。
いやでも知らない人となんて無理…。
でもみんな自然にやってる…。
いやでも俺はタイム狙ってるから…。
いや逆に行かない方が失礼なのでは…。
よし行くぞ!
あ、でもさっきのこの方が可愛かった…。
↑心の葛藤(この間約1分)
次回は絶対に…。
そして記憶があるのはこの辺りまで。
世界のどこで走ったってマラソンはマラソンでした。
5km/21分52秒
10km/22分37秒(44分29秒)
15km/22分41秒
20km/24分06秒(1時間31分17秒)
中間点/1時間36分31秒
<江戸川マラソン全成績>
2008年 61分55秒 361位/21歳
2010年 42分14秒 38位/23歳
2011年 42分32秒 37位/24歳
2012年 39分15秒 20位/25歳
2013年 38分34秒 21位/26歳
2014年 39分23秒 22位/27歳
2015年 38分22秒 15位/28歳
2017年 中止/30歳
2018年 37分03秒 19位/31歳
(3'29"/30"/45"/44"/51"/49"/43"/46"/52"/34")
原点の大会江戸川マラソン、3年振りの参加で練習積めてないのに謎の自己ベスト。
先週フルマラソン走ったばかりでしたがシリアスランしてるからエンジョイランが楽しめる気がする。
色々と一段落したのでこれからは時間が作れそう。
ロード練習が楽しみでしょうがなかったりする。
4回目の参加になるアクアラインマラソン。
受験の翌日だったので、今回は楽しく走って4時間切ってきました。
今回はついに全身仮装に挑戦。
不殺の流浪人になってみました。
9月に走ったウルトラマラソン以降膝が痛かったので、この格好で走れずに収容されたら恥ずかしいなと思いながらスタート。
意外と風通しもよく、この下はがっつりランパン、シューズなのでそんなに苦にはならなかったです。
袴なので足は上げずらく、すり足走法になって逆に膝の負担は減ったかもしれません。
終盤でサブ4のペースメーカーに追いつかれて少し頑張ってしまいましたがなんとか持ちこたえてくれました。
たくさん声援もらいながらまたマラソンの新たな楽しみ方を発見できた大会でした。