最近の勉強報告。
2月23日
アクティブ・チャイルド・プログラム講習会@ベルサール飯田橋
http://www.japan-sports.or.jp/publish/tabid/661/pdid/68/Default.aspx
日本体育協会が推奨する1日1時間体を動かそうという活動です。
スポーツだけでなく日常の動作や遊びも含めてです。
ここで紹介されている遊びプログラムのいくつかはベーシックの参考にしました。
また発達に応じた動きの評価のポイントも教えてもらいました。
ちょっと気になったデータもありました。
小学生の発育発達には個人でかなりの差があり、短距離走のタイムは身長と相関関係があります。
陸上の全国大会に出場する子の誕生月を調べると4~6月、7~9月、10~12月、1~3月の割合が4:3:2:1になるそうです。
これは中学生、高校生になるにつれ平均化していき、大学生になる頃は均等になるみたいです。
長距離だけでなくこれから短距離でも勝負していくにあたって少し意識しないといけないのかもしれません。
自分もずっと背の順は前の方でしたからね。
器械体操→マラソンと身長が影響しない競技を選択したのはその辺が無意識にあったように思えます。
家に帰って提出してくれたプロフィール見てみると誕生月遅い子結構多いんですよね。
ただカオリ・ミキ12月、モエミ3月と短距離速い子もいてあんまり関係ないのかもと思いました。
3月9日
中体連指導者講習会@武蔵野市営陸上競技場
テーマは『長距離の競技力向上』。
中学の先生が講師という事もあって生活面の話が中心でした。
意識高い子が強いというのはクラブの子みてるとよくわかります。
それを指導者側がどう伝えていくかですよね。
また強化練の見学をしてると短距離・跳躍ブロックは音楽を取り入れた練習が多かったです。
あちこちから音楽が聞こえてきてさながらスキー場のような雰囲気でした。
3月16日
高体連指導者講習会@駒沢公園陸上競技場
インターハイ優勝経験もある東京高校の練習紹介。
この春から入学予定のクラブの卒業生も練習にいました。
メディシンボールより大きな『ダイナマックス』を用いた練習を教えてもらいました。
さすがに全国レベルの高校生動きが違います。
これを小中学生にやらせるとなると練習のための練習が必要だなと感じます。
小学生にはメディシンで代用できる練習はやらせてみて、いずれ中学生を指導するようになったらダイナマックスも取り入れてみたいです。
最後に最近読んだ本から心に残った言葉。
「勝つために努力するのではなく、努力するために勝ちを目指す」
「勝つ事を目指し努力をしていた日々が自分への報酬」by為末大
全国目指してるクラブの子を指導するために日本で一番勉強する指導者になる必要があると思ってますが、そうやって夢中になれるなにかを見つけられた事自体が幸せな事なのだと思いました。