舞浜RC(MRC)&湾岸TC(WGTC)浦安市・江戸川区陸上クラブ

東京ベイエリア(浦安市,江戸川区)を拠点に活動している小中学生の陸上クラブ
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走る哲学

2012年11月08日 01時22分25秒 | 日記
急にブログ更新頻度があがっちゃってます。
バイク通勤始めちゃったのでブログまとめる時間がなくなっちゃたんですけど、最近は走る時間も増えてるのでその間に考えてます。
走りながら読書もできたら最高なんですけどね。

という訳で久々の書評です。

『走る哲学』為末大/2012年

技術的な事は『日本人の足を速くする』『為末大 走りの極意』に書かれていてこの本は為末選手のツイッターでの発言をまとめたものです。

為末選手の事を詳しく知らなかった頃はハードラーだし努力の人っていうイメージだったんですが100,200mで全中チャンピオンになるぐらいなので運動能力に関していえばただの天才です。
それに加えて自分が早熟だという事を自覚し、撤退する事や人の期待を裏切る事を厭わず常に自分が最も輝ける場所を考え抜いてきた人です。
才能と戦略が合わさると世界で勝負できる選手になれるんだなと感じ、そうやって世界を舞台に戦ってきた人の言葉には心に突き刺さるものがありました。

印象に残ったのは揺らぎが大切という一節。
自分も勉強して情報が増えれば増えるほど迷ってしまう事も多いんですが、走りと同じで芯がしっかりしていれば揺らぎが大きいほど人は速く前に進めるという考えに共感しました。

そして『努力は夢中の副産物。努力は夢中に勝てない。』
結局どんなスポーツもこの一言に尽きると思います。
夢中を維持できる環境をどれだけ作れるか。
それが一流選手の条件なんだと改めて思い知らされました。

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