咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

迷走内閣と首相

2010-04-28 18:58:18 | 報道・ニュース
 産経新聞社とFNNが、24、25日に実施した合同世論調査で、鳩山内閣の支持率は前回調査時(3月20、21日)よりも8.3ポイント下がって、22.2%に急落とのこと。

 米軍普天間飛行場移設問題への対応を「評価しない」が82.2%、二転三転する首相発言のあった高速道路料金をめぐる対応を「評価しない」が70.7%、さらに鳩山由紀夫首相の指導力は、90.0%が「評価しない」となっているとのこと。


 この数値は、他の報道機関が調査しても同じような評価であることは、この7ヶ月間の内閣と鳩山首相の迷走ぶりを見る限り分かることである。

 国民の期待を一心に受けて政権交代を行った民主党をはじめとする連立内閣、その期待が大きかっただけにこの凋落ぶりは多くの国民を失望させたことだろう。


 長い間の野党時代の「あれも反対、これも反対」、逆に政権をとったら「これもできます。あれもできます」と裏づけのない言いたい放題のマニフェストを掲げ、まさか勝てるとは思っていなかったのか、政権交代後の連立内閣を率いる鳩山首相の発言のブレも日増しに加速し今日の体たらくを招いている。

 そして最近ではマニフェスト詐欺とも揶揄されている・・・・・・ガソリン暫定税率問題・高速道路無料化問題などなど挙げればきりがない。

 子供手当てにいたっては、「少子化対策」を目的と明記すれば、ここまで問題もでなかっただろうが・・・・・・・在日外国人の子供が海外に養子縁組で500人以上もいるので、これに対しても子供手当を支払ってくれとかの要求が出たとかで物議を醸している。

 挙げ句の果てには、先日の党首討論で「私は愚かな首相かも知れません」発言も飛びだす始末。
 
 首相にとって一番大事なことは、日本の安全守ることに軸足を置いてキチンとした対応をとることであるが、その軸足にガタが来ているのか、右を向いたり、左を向いたり、下を向いたり、天を仰いだりと・・・・・方向性が定まらない。


 日本は敗戦国であるがゆえに軍隊を持たないため、自らの手で祖国日本を守ることができない。したがって、日本の安全は、日米安保体制下の日米同盟を機軸とした盟友米国に頼らざるを得ないところで保たれている。

 その根本的なところが分かっていないのは、長い間の野党生活での平和ボケに起因するのであろうか。

 盟友米国と日本の政府との信頼関係にヒビが入りかけていることを見透かすように、中国海軍が、沖縄南方において我が物顔で示威活動を続けている・・・・・・我が国にとっては由々しき事態である。

 能天気な鳩山内閣の退陣と合わせて、一昔前の“金と数の力”でゴリ押しの金権体質政治家、小沢幹事長の議員辞職もお願いしたい。

 真に日本国の将来を憂う、幕末の西郷隆盛、坂本竜馬、勝海舟のような英傑はでないものかな(夫)

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