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織田信長(吉田鋼太郎)に謁見を許された真田昌幸(草刈正雄)。
その前段、極めて難問中の難問が面前にあった。
織田家に仕えるにあたって優位になろうと昌幸の作った上杉景勝(遠藤憲一)宛の書状、信長の嫡男・信忠(玉置玲央)が、入手しておりその真偽を問い詰めた。
上杉家に宛てたニセの書状だったが、昌幸はしらを切っていた。
織田家に宛てた書状と上杉家に宛てた2通の書状について、徳川家康(内野聖陽)も検閲をしながら昌幸を問い詰めるシーン。
後年、上田城第一次合戦、関ヶ原勃発時の上田城第二次合戦で弱小軍の真田昌幸が、巨大な徳川軍を相手に戦う有名な合戦が待っている。
それを予感せしめるような、ニセ書状を巡る家康と昌幸の駆け引き。
家康が昌幸の胆力を試すため、景勝の腹心の家老・直江兼続(村上新悟)と面談する予定と昌幸に言う下り。
さらに兼続をここに招き、真偽を解明したいがいかに…と、家康。
眉一つ動かさない昌幸。
ニセの書状であると判明すると同時に命を失いかねない緊迫のシーン。
家康と昌幸を演じる2人の役者さんたちの火花が散るような演技。
本物志向の2人の演技。
さすがに唸らされた。
家康が唯一敗走した三方が原の戦い。
その折、武田信玄(林邦史朗)の近習だった若き日の昌幸(当時は武藤家の養子なので武藤喜兵衛だった)にも苦杯をなめている。
今回のドラマにおける昌幸の第一印象について、家康が武藤喜兵衛時代の苦戦の記憶が蘇るとの設定。
ちなみに関ヶ原から14年後、大坂城に入城した真田信繁に関して、家康が「親か、子か」と恐れるように配下に聞いたとの話が残っているとか。
それほど、真田昌幸対しても畏怖を抱いていたらしい。
懸念を抱きつつも、家康は昌幸の胆力を認め、信忠にこの上杉家に宛てた書状は本物と進言。
昌幸にとっての一難が去った。
その後、やっと信長に謁見がかなった。
信長が洋風の衣装で魔王のように登場。
昌幸の面前に構えた信長、「よき面構えじゃ」と、ひと言。
そのシーンもとても印象的だった。
相対峙する信長と昌幸。
その2人の横顔の真ん中に黄金の陽光が輝いていた。
半逆光で捉えられたカット。
信長の最後の輝きとも思えた。
ところで、信長の嫡男・信忠を演じていた玉置玲央さん、何と、なんとハマり役だね。
本能寺の変(二条御所で切腹)で亡くならなかったら、天下を掌握したであろう信忠。
若き日の信長を彷彿する面影の役者さん・・・と、思えた。
「真田丸」の視聴率も、まずまずとのこと。
もっとも、録画で見る人たちも多いことから、最近の視聴率はあまりあてにならないとか。
またしても、「真田丸」の話をアップ。
面白いもので・・・。(夫)
(出典:NHK公式HP 抜粋 真田昌幸の草刈正雄さん)
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