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先日レンタルの1本、映画「ブラック・ウィドウ 裏切りの代償」、オランダ製作とは分からなかった。
女スパイ映画と思いつつレンタルしていた。
主人公がなかなか出てこない。
妙な感覚。
映画の冒頭メキシコ麻薬カルテルのボスが棺で帰宅。
ボスの女があまりの悲しみで、二人の少女(娘たち)や配下の者が見ている前で拳銃自殺。
あっという間の展開だった。
それから、場面は大きく変わりカナダの片田舎の小さなレストラン。
若いウェイトレスとやや年のいったウェイトレスの二人が働いていた。
あれ、誰が主人公のブラック・ウィドウかな・・・。
すると、ドラマが進むうちに年のいったカルメンと呼ばれるウェイトレスを中心に物語が動き始めた。
と、なると、この人が主人公?
女スパイ、それは若い女優と思っていたけど。
映画を見終えて改めてネットでチェック。
思い描いていた映画は、レンタルビデオは出ていないようである。
勘違いをしていた。
しかも、オランダ映画であることが判明。
このカルメンと呼ばれる女性は、実はオランダ一番のマフィアのボスだった。
オランダ警察からも多くの犯罪の疑いで追われていた。
一方、映画の冒頭のメキシコ麻薬カルテルからも追われることから、死んだこととして2年間の逃亡生活をしていたらしい。
ところが、同僚のウェイトレスのティナを元夫の暴力から助けたことで、その男から逆恨みされレストランで撃ち合いとなる。
ティナが撃たれたことで、元夫を殺害したカルメンは警察に逮捕された。
これがオランダでもテレビで大きく報道され、オランダ警察やメキシコカルテルから執拗に追われることとなる。
カルメンつまり通称“ブラック・ウィドウ”は、二人の息子、娘、義理の娘や孫、さらに母親などの家族を守るため、配下のボディガードなどと警察やカルテルと対峙することとなった。
映画のクライマックス、仲間の裏切りから母親は自殺に見せかけて殺害され、カルテルに家族共々拘束されメキシコへ連れて行かれた。
最後の結末は思いもよらないこととなる。
年配のおばちゃんが、マフィアのボスで家族を守るため活躍するが、最後は裏切りでとんでもない結果が待っている。
すべてが終わった後、ボスに忠実なボディガード的な配下の男、先代の頃からの配下であろう。
裏切り者を最後に始末してくれるから・・・溜飲を下げることができる。
二度見してやっといろいろと分かってきた。(夫)
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