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且つて東映時代劇で映画化(1963年)され、度肝を抜かれた集団抗争時代劇「十三人の刺客」(主演:片岡千恵蔵)。
光と影を巧みに操る映像美の工藤栄一監督作品。
見ごたえのある映画と感激しながら見たことが想い起される。
一方、2010年には、三池崇史監督作品(主演:役所広司)でリメイクされている。
この時は、13人対200人の集団抗争だった。
スケールアップを狙っての映画作りであったが、荒唐無稽なシーンも多かった。
徳川11代将軍家斉の弟・明石藩主松平斉韶の異常な性格と暴君ぶりに手を焼いた幕府の筆頭老中・土井利位は、何とか斉韶を排除する策を巡らす。
もっとも信頼する旗本・島田新左衛門に暗殺を命じる。
新左衛門が腕効きの士を集め、如何に対処すべきか策を練った。
参勤交代で帰国途上の松平斉韶一行を中山道落合宿に誘い込み、砦化した落合宿で刺客13人が53人を相手の戦いがはじまった。
島田新左衛門に中村芝翫さん、敵役の松平斉韶に渡辺大さん。
性格異常の暴君には、菅貫太郎さんが憎いほどのハマり役だった。
果たして、渡辺大さんがどのような暴君を演じるであろうか。
ちょっと、楽しみである。
何といってもこの時代劇の見せ場は、落合宿を砦化した島田新左衛門他12人が53人を相手に様々な仕掛けをして松平斉韶を追いつめる殺陣であろう。
コロナ禍のため制作が大幅に遅れたようであるが、やっと今月28日(土)午後9時から放送されるらしい。
とても、楽しみにしている時代劇である。(夫)

(出典:NHK公式HP抜粋)
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