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アルツハイマー型認知症、投薬治療を続けているものの少しずつ進行はしているから、実に厄介な病である。
コロナ禍の中、ワクチン接種も始まっているが、認知症患者にとっては集団接種は難しいものと思われる。
そのため、我が家では掛かりつけのクリニックにおいて接種してもらう予定である。
この4月には当地の市長選や市議会選が行われた。
投票日に妻を伴って出向いたが、どうやら上手く対応することができなかったようである。
これまであまり思ったこともないようなことが、心配のタネになるから実に大変なことである。
買い物とか、いろいろと面倒な出かける用事はデイサービスの日にやっているが、合間にどうしても用事ができる場合はメモをたくさん作って、鍵をかけて外からも処置をして開かないようにして手早く出向き、早めの帰宅。
認知症患者の行動上の特徴である徘徊、知らぬ間に玄関の鍵を開けて外に出ていこうとする。
玄関の二か所の鍵を開ける音で気づくこともあるが、聞こえにくいところにいる場合はアウト・・・。
何度か、出て行って探し回ったことも・・・。
警察のお世話になったこともあった。
何かいい方法は・・・と考えてはいたが、毎日多忙で時間もあっという間に流れて対処できないでいた。
今回、関東にいる息子夫婦が「人の動きを感知するチャイム」、『人感チャイム』一式(発信機、2つの受信機)を送ってくれた。
早速、玄関へセット。
セットといっても配線などないから、簡単なことだった。
その夜、当方が風呂にいるとチャイムがけたたましく鳴った。
そうなのである。
早速、『人感チャイム』が作動し妻が玄関先で鍵を開けて、真っ暗な外に出ようとしていたらしい。
早々に役立った瞬間だった。
即座に室内へ戻るよう諭、一件落着と相成った。
時おり、外出を・・・と、行動するのが病の症状の一つ。
電池切れに気を付けながら、当該チャイムを有効活用したい。(夫)

(玄関の下駄箱上の発信機)

(キッチン・シンク上に仮置きの受信機の1つ)
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