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ボンドガールを演じているウクライナ出身の女優、オルガ・キュリレンコが悪漢の男どもを向こうに回した体当たりのアクションシーン。
これこそがこの映画の売り物であろう。
共演はバットマンシリーズなど出演のゲイリー・オールドマン。
かつて、ジャン・レノ主演作「レオン」にて、狂気の悪徳刑事を演じていたゲイリー・オールドマン、鮮烈な役柄で名前をすっかり憶えてしまった。
特殊部隊員としてシリアの地に派遣されていた兄と妹、敵方の罠にはまって目前で兄が狙撃された。
そのことがいつも心の底に残されている。
特殊部隊に嫌気がさして逃げて、いわゆる脱走兵の彼女(オルガ・キュリレンコ)は、名前も、生まれも、家族構成も、あらゆるものを封印してクーリエ(配達人)として生き抜いているとの設定。
そのため無名、名前のない役。
オルガ・キュリレンコについて、「007 慰めの報酬」のボンドガール役以外にロシア人のスパイ役の映画も観ているが、その映画のタイトルと詳しいあらすじは忘れてしまった。
多数の捜査官を買収し、犯罪組織のボス・マニングス(ゲイリー・オールドマン)が殺人事件の証人ニック(アミット・シャー)を消そうと躍起になる。
ある日、配達の仕事を引き受けた彼女(オルガ・キュリレンコ)は、証人ニックを匿う施設にある品物を配達。
マニングスの仲間になっている女性捜査官は、その品を受け取ったのち主人公の彼女を射殺する。
ところが密かに防弾ベストを着用していることから、反撃に出て悪徳捜査官を殺める。
と、その前に配達した品物には、青酸ガスが発生する装置が組み込まれており、善良な捜査官数人が青酸ガスで亡くなる。
証人のニックは、トイレに行っていたことで暗殺されることから逃れた。
そのニックを助けようとした配達人の彼女は、ニックをバイクに乗せて屋外へ疾走するが、出口を完全に封鎖されて駐車場から脱出できなくなった。
そこへ悪徳捜査官の配下のものが、ニックと配達人の彼女を殺めるために駐車場へやって来る。
アクションのすべてがこの駐車場にて展開。
思惑が進展しないことから、犯罪組織のボスはプロの狙撃手に配達人と証人の殺害依頼をする。
長身のプロの狙撃手が一番の敵となるなど、屈強な男を相手に壮絶なバトルが全編に展開。
ここまで動けるか、と思いつつ華麗なるオルガ・キュリレンコのアクションに魅せられた。
さらにバイクで疾走するカッコよさにも魅了される。(夫)
[追 記]~解説~
「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコが元特殊部隊員の運び屋を演じたサスペンスアクション。かつてシリア政府軍の壊滅作戦に参加した元特殊部隊員の女。戦地で兄を失った彼女は表舞台から姿を消し、裏社会の運び屋としてひっそりと生きていた。ある日、彼女は仕事中に、巨大犯罪組織のボスであるマニングスに命を狙われた殺人事件の証人ニックを救う。生き残るため、再び銃を取る彼女だったが……。
共演にゲイリー・オールドマン、「ナルニア国物語」シリーズのウィリアム・モーズリー、「ベスト・フレンズ・ウェディング」のダーモット・マローニー。
(出典:映画com 抜粋)

(出典:映画com 抜粋)
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