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去る8日(日)、待望の戦国絵巻の時代劇「どうする家康」が始まった。
狸おやじとか、権謀術数の恐ろしき武将とも思われている家康。
ところが、乱れに乱れた戦国時代。
家名を継ぎ、生き残るためには、騙しだまされの時代背景を如何に生き残るべきか。
死んでしまったら、元も子もない。
信頼できる多くの家臣、強い家臣団を作り上げ、戦国の覇者になった家康。
辛抱を重ね、機をうかがい、ここぞとばかりに的確な決断を下す。
的確な決断を下すためには、情報戦を制しなければ・・・。
戦国一の武将、天下を目前に寿命を終えた武田信玄、その子勝頼も命運つきて武田家が滅亡した折に家康は武田家臣を配下に置くようになる。
そして、武田家の情報網に学んだ家康は、戦国一の情報戦を制することとなり、信長、秀吉亡き後に天下を収めることとなる。
戦国時代の勝ち馬である。
したたかさと権謀術数、徳川300年の礎を築いてこの世を去って行く家康。
今回始まった大河ドラマの家康像、純粋な若者であり、とても天下国家を担うような人物には描かれていない。
もっとも、若き家康ならこその描き方。
多くの戦を経験し、有能な家臣団に支えられながら、有能な家康へと変わって行くのであろう。
苦悩と苦労の多かった三河武士団、辛酸を舐めてきたからこそ徳川家臣団として有能な武士団となり、家康を支え続けたのであろう。
そのあたりがどのように描かれるものか、家康の成長と共に見ていきたい。
毎週、この時間を楽しみにして。(夫)

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