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一昨日の日曜日のこと、妻の食事の介助をしていると、思いもよらない言葉を発してくれたものでビックリ。
自ら箸を使って食べることもあるけど、中々うまくできないことも多くなっている。
そのため、スプーンとか箸を使って口に運んで食べさせることも多い。
最近、言葉を発する時も小さな声でボソボソと話すことが多くなっている。
耳を傾けないと聞き取れないことも。
会話にならないけど、何かしゃべるとできる限り相槌を打つようにしている。
そうすると、ニッコリと笑顔を返してくれる。
平素はそのような調子の昨今。
ところが、日曜日の昼食時の時、食べ終えたところで・・・。
ニッコリしながら「あなた、いい人ね」と、突然しゃべってくれた。
その声は平素になくしっかりした口調であり、ちょっと驚いたものである。
アルツハイマー型認知症、それも要介護4になってから4、5年になり、病の方も少しずつ進んでいるのか、こちらの云っていることへの理解度が悪くなっているような気がしていた。
しかし、思いもよらない言葉を発するもので、面食らってしまったけど、なるほど心の奥底では当方がいろいろとやっていることを理解しているのかも知れないと思った。
ここ数年、イライラしても怒らないよう対応している。
できる限り丁寧に言葉を掛けながら。
こちらはとても疲れることもあるけど、致し方ないことと思っている。
そのようなことも分かってくれているのかも。
直ぐ忘れてしまうけど、刹那、刹那には分かっているのであろう。
次はどのような感動の言葉を発してくれるものか。
まぁ、そのようなことがあれば嬉しいけど、日々平凡ながら1日、1日を過ごすことができればそれでいい。(夫)
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