第62回 朝日チャレンジカップ・・・この一頭

　宝塚記念以来の阪神競馬、「今開催は野芝のみの状態で施行する。第４回阪神開催終了後、洋芝の消去と野芝の生育を促すための更新作業を実施した。また、ホームストレッチ・バックストレッチを中心に約7000㎡の芝張替えを行った。
　養成期間中は天候にも恵まれ、肥料散布・散水等による生育管理に努めた結果、現在は良好なコンディションとなっている」と、ＪＲＡが発表している。

　勿論、Ａコースを使用とのことで、絶好の状態で秋競馬がスタートするものと期待している。なお、中山競馬場も一部芝の張り替えを行ってＢコース使用とのこと。札幌も今週からＢコースを使用すると発表されている。

　絶好の芝の状態での重賞レースが、本日も組まれている阪神競馬。頭数が9頭とちょっと寂しい気もするが、どの馬も暑い夏を使ってここ阪神に出走する重賞レース常連組が多い・・・・。

　ここは、紅一点の⑨レディアルバローザをイチオシに狙ってみたい。前々走は、ヴィクトリアマイルであの「アパパネ」と「ブエナビスタ」との熱戦を演じて、タイム差なしの際どい3着・・・惜しかった。

　前走は、洋芝の札幌競馬で着順こそ6着と敗れているが、0秒2差の接戦であった・・・終始、好位から攻めていた。今回の重賞レース、鞍上の福永祐一騎手が優勝するとサマージョッキーズシリーズの優勝が確定すると思われるので、是非とも夏の新潟リーディング奪取の勢いを勝って堂々と勝負するものと・・・期待している。斤量も牝馬でもあり54キロなら・・・恐らく1番人気であろう。
　距離はともかく阪神コースとの相性は、4-0-1-2と抜群である。

　「ラストの伸びが良かった。クイーンＳを叩いてよくなっている。牡馬相手でも」と、滑らかな口調の笹田和秀師とのこと。

　
　相手筆頭は1000万に降級後、連勝で再度オープン入りとなった勢いのある④ミッキードリームを狙ってみたい。阪神コースも2-1-0-1と、これがいいのである。

　「2ヶ月ほどレースは開いたが、仕上がりは良好。今回は重賞のメンバーなのがどうか」と、コメントの音無秀孝師であるが、一発を狙っての出走と見た。

　鞍上の和田竜二騎手もガンダーラからこちらのミッキードリームを選択したのだろうと、いい方に解釈している。ただ、過去のデータから昇級組は難しいとのことであるが、それを覆すことも十分考えられる。

　
　阪神ではイレ込む心配があるが、最近の落ち着きぶりから大丈夫との⑦サンライズマックス、前走はタイム差なしの惜しい競馬であった・・・。以前は、重賞を3勝もしておりそろそろ好勝負してもいい頃ではないかと思われる。

　
　東西リーディングを明け渡した岩田康誠騎手が、秋は阪神からスタート。同騎手が騎乗する実力馬の②アドマイヤメジャー、二桁着順の多い昨今のレースぶりであるが、相性のいい阪神に変わって・・・動いてくるかも。

　「具合はいいのにもうひとつ成績が伴っていないが、前走は前が詰まるところも。手頃な頭数で阪神に変わるし、スムーズならチャンスはあるはず」とは、友道康夫師のコメント。


　そのほか、前走の時計のかかる馬場で力のあるところを見せた①ガンダーラ、今回は開幕週の高速馬場での一戦となることに陣営から泣きも入っているとか。

　岩元市三師は、浜中俊騎手に「１回でも乗っといた方がいいやろ。出来は変わりなくいい」と、「でも良馬場で時計が速くなるのは…。前走も雨で勝ったようなもんやし」と「泣き」のコメントだったらしい。

　それでも内枠を利して、最短距離をうまく立ち回ってくれば、なんとか連に絡まないものかと・・・・。


予想レース


　阪神　11 Ｒ　⑨ ⇔ ④⑦　　　⑨ ⇒ ②①　　　ウマタン６点。
　　　　　

　結果やいかに・・・・・・・・？ 　（夫）



　参考資料：競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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