咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

感動した・・・ファミリーヒストリー

2011-08-05 18:32:10 | レビュー
 3日(水)22時00分から放送された「NHK・ファミリーヒストリー」を見た。いやぁ、最後の最後には物凄い感動のシーンが待っているとは・・・思わずもらい泣き。

 俳優・浅野忠信さんは、ご自分の祖父が米国人であって母と祖母を置いて米国に帰ったと聞いており、その祖父に会ってみたい。そして、祖父はどのような人であったのか自分のルーツとも言える家族の歴史を知りたいと・・・ずっと、願っていたとのこと。

 母の話では、祖父には先住民族(インディアン)の血が流れているとのことであったが、今回の調査で祖父は、オランダ人とノルウェー人の血が流れており、先祖に先住民族はいないと言った新事実も分かったとのこと・・・・。


 今回の調査には、NHKのスタッフが総力を結集して浅野忠信さんの祖父と祖母の生い立ちなどを日本国内は勿論、米国から中国まで幅広い調査を行って調べあげていた。
 子供の頃からの夢であった祖父の生きた証を知ることができたと、浅野忠信さんと母・順子さんは感動のストーリーをしみじみと聞いていた。

 相当に苦労されたようであり、今回のお二人のルーツに関するNHKスタッフが整理した話には、物凄く感激されておりその感激ぶりがTVを見ている視聴者にも十分に伝わってきた。

 祖父と祖母の悲しい別れ、そして祖父は自分のただ一人の娘(浅野忠信さんの母)との別れ・・・・相当につらかったらしい。

 そして、祖父の永遠の愛の証がこの番組の最後に公開され、浅野さん親子は勿論、スタッフも視聴者も感涙にむせぶようなこととなった・・・・。

 さらにその上に大きな、大きな感動の波が打ち寄せるハプニングも用意されていた。

 泣かせるね

 番組構成も素晴らしかったが、何よりもスタッフがこれ以上ない取材を重ねた結果が、思わぬ感動をもたらしてくれた・・・拍手。

 浅野忠信さんもハリウッドへ初進出した映画「マイティ・ソー」以上の感動を味わったことでしょう。これを切っ掛けに俳優として一回り大きく成長していかれるものと思えた。

 本当に・・・いい番組でした。(咲・夫)



[追 記]
 俳優、浅野忠信。2008年アカデミー賞ノミネートの主演映画「モンゴル」で注目を集め、この夏、封切りのハリウッド映画「マイティ・ソー」に抜擢された。浅野にとってハリウッド進出には、ある思いが隠されていた。
 それは、一度もあったことのない祖父のことを知るためだった。

 幼い時から金髪だった浅野。祖父の血をこれまでずっと意識してきた。
 祖父の名は、ウィラード・オバリング。終戦直後、日本に来たアメリカ兵だった。しかし、朝鮮戦争後、家族を残しアメリカに帰った。
 浅野は、祖父のことを知りたいとずっと願ってきた。アメリカの友人に頼み、これまで祖父のことを出来る限り調べてきた。分かったのは、祖父がすでに亡くなっていることだった。

 祖父の人生を知りたい。祖父はどんな人間だったのか知りたかった。
 それは、自らのルーツを突き止めたいという強い思いからだった。今回、母・順子さん(60)が、番組に全面協力。順子さんにとっても、4歳の時に別れた父の素顔を知ることにつながる。
 番組スタッフは、浅野親子に代わって、日本国内のみならず、アメリカ、中国に飛んで取材を重ねた。
 すると浮かび上がったのは、海を越えた一組の男女のめぐり合わせ。それは、戦争が引き寄せた出会いだった。

 今回、祖父に関する事実が、次々に明らかになった。
 妻と娘を置いて、アメリカに帰った祖父には、誰にも言わなかったある秘密があった。
 その事実を浅野親子は、初めて知ることになる。祖父の素顔が浮かびあがる。

 収録を行うのは、ロンドンのホテル。浅野が出演するハリウッド映画撮影の休日を利用して行われる。そこでも、驚きの出会いが待っていた。
 壮大な歴史のうねりの中でたくましく生きた、家族の姿に迫る。
(出典:NHK公式HP 抜粋)


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