咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

金曜時代劇「薄桜記」・・・その2

2012-09-04 22:20:30 | レビュー
 妻の過ちを切っ掛けに不覚にも片腕を失った丹下典膳。その後、浪人生活をしているとひょんなことから知り合った白竿屋長兵衛の用心棒となった。この長兵衛こそは、日本の侠客の元祖と呼ばれている「幡随院長兵衛」である・・・なるほど、口入れ屋稼業を営んでいるから、ひょっとしてと思っていた。

 「お若えの、お待ちなせえやし・・」

 「問われて何の何某(なにがし)と、名乗るような町人でもござりませぬ。しかし、生まれは東路(あずまじ)に、身は住みなれし隅田川、流れ渡りの気散じは、江戸で噂の花川戸、幡随院長兵衛という、イヤモけちな野郎でござります」

 と、芝居などで名調子の主・幡随院長兵衛

 池波小説を読み、なるほど男の中の男とは・・・この人のことか。などと思い、当方のブログにも書き綴っている。

 この長兵衛を演じている高島政伸さん、ちょっと太目の体型になり時代劇も様になっている。もっとも、侠客の元祖を演じるわけであるから、相当力も入っているような演技である・・・気張っているね。

 ところで、典膳の用心棒稼業も第8回「両成敗」までとなったようである。

 堀内道場の同門であった中山(堀部)安兵衛が高田馬場の決闘以来、赤穂浅野家の家来・堀部弥兵衛の養子となり婿入りした。それから時も流れ、江戸城・松の廊下における刃傷沙汰により、浅野家は取りつぶし・・・堀部安兵衛も浪々の身となる。

 吉良家と上杉家では、赤穂の浪人が仇討にやって来るのではないかと家臣一同戦々恐々となる。ところが、吉良上野介は、いたって呑気でそのようなことはないと思っている。そのような折に、上杉家江戸家老・千坂兵部は、かつて知りおきの丹下典膳を吉良上野介の身辺警護にと・・・千坂家に招く。

 過日、典膳が屋敷に表れたとき、千坂兵部は既にこの世の人ではなかった。

 この時代劇も残すところ、あと3話となり佳境に入っている。先週の金曜日、必ず見ている時間帯にPCメールアドレス変更に関して、ありとあらゆるところへ、変更届を懸命にやっていた・・・この時代劇を見過ごすという致命的なこととなった。

 山本耕史ファンの家内も、当方が余りにもパソコンに夢中になっているため、やはり放送時間帯後に気付いたらしい。と、いうわけで、2日(日)18時45分の再放送をじっくりと観た・・・平清盛を見た直後。

 典膳の元妻・千春と典膳のその後は、どのようになるものかと・・・家内は気をもんでいる。当方は、安兵衛と典膳が吉良家討ち入りで刃を交えるから、典膳は亡くなるのでは・・・などと、勝手にそのように言うものだから、いささか不満らしい。

 脚本がジェームス三木さんだから、案外、案外かも・・・と、言いながら最終話までの3話が気掛かりとなっている我が家

 次の時代劇は、猿飛佐助の三世が主人公のドラマらしい。出演者も多彩なので、こちらも楽しみになっている。何しろ、時代劇大好き人間にすっかりなっているものだから、仕方ないことでもある。

 ところで、一昨日、ドイツの学会に行っている息子から、無事着いたとメールが届いた。そして、プログラムによると3日の午後5時過ぎ(日本時間4日0時過ぎ)に自分の発表があるらしい。

 初めての国際学会、一人で出向いており・・・頑張ってや。などと、我が家から激励のメールを入れた。(咲・夫)


(出典:NHK公式HP・・薄桜記)

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村

にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。