咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

些細なことが嬉しくなって

2024-11-26 20:42:00 | 日記

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 25日(月)、勤め人には1週間のはじまりの初日である。
 一方、サンデー毎日のリタイヤ組には、曜日のことはほぼ気にしていない。
 それでも、妻をデイサービスやショートステイのために週4日は送迎するからサンデー毎日と云えなくなっている。
 土日の2日間、妻の面倒を見終えた翌日の月曜日は、何となくホッとする週のはじまりでもある。
 
 要介護4になって4年が経過している妻、いつのころからだったか歩行困難になっており、後ろから抱えるように移動させているが、当方の腰に疲れが残らないよう気をつけている。
 室内用の車椅子に頼ることも多くなっている。
 
 ところで、介護で一番大変なことは、排泄物の処理であろう。
 デイサービスに通うようになって以降、リハビリパンツとパッド(昼用・夜用)の着用を勧められてそれを毎日使っている。
 就寝時は夜用の厚めのパッドを使うもので、就寝時から起床迄は安心していられる。
 2ヶ月に1回くらい就寝時の尿量過多で失敗もあるけど。

 排便の方は、毎日あることを願っているが、時おり3日目までないことも。
 やはり、その間はいつ出るものかやきもきしながら対応している。
 昨朝のこと、朝食後トイレに連れて行きしばらく座らせておいた。
 その後、荷物を積み込み暖機運転もしてトイレにいる妻を迎えに行った。
 この日は土日に排便がなくて心配していたところ、待望の沢山の量の排便が無事に出ていた。
 
 早々に車のエンジンを切って、しばらく待機するもこれで全部だったらしい。
 聞くとお腹がスッキリしたらしい。
 途中の車中で出れば、施設に到着早々に大変な後始末をお願いするところだった。
 いずれにしても、介護で一番大変なことは俗に云う「下の世話」であると思う。
 だから、トイレで上手くいくとその日1日心も弾むものである。
 
 真逆にパッド内に出てしまうと、後始末が大変である。
 慣れたとはいえ、とても大変な作業が待っている。
 その点、施設のスタッフの皆さんには頭が下がる思いである。
 介護という一口では言い表されない業務をテキパキと連日こなしておられるから、プロフェッショナルとはいえ大変なご労苦と思いつつ、いつも、いつも感謝している。

 食事の介助、就寝への誘導などは格別きついこともない。
 ただ、歩行困難になり直ぐに座り込もうとするもので、入浴の介助が一人ではできないから、入浴についてはデイサービス先にてお願いしている。
 自宅では着替えの時、身体を拭く程度。
 
 食事の支度などは、すっかり慣れており何とかやっているが、昨今は冷凍食品がとても便利で重宝している。
 娘が定期的におかずセットを送ってくれるもので、忙しい時には実にいいものである。
 
 まぁ、介護・介助の中でもっとも時間を労することは、排泄物に係る一連の作業である。
 昨朝のようにトイレにて、上手く出てくれると・・・こちらも朝から上機嫌となる。
 実に些細なことが嬉しくなってくる。

 これも天命と思って、挫けずやり続けようとしている日々である。(夫)

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   (Rパンツと夜用パッド)
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