7月7日。朝から雨が降っていましたが、9時過ぎにはなんとか小降りになりました。
今回ランの最終日。遠別バスターミナル(BT)から午後4時6分発の札幌行のバス「はぼろ号」を予約しています。
距離はそれほどありません。霧雨の中をのんびり、ランの開始です。
走ってすぐ、幟がいっぱい立っています。天塩港まつりの幟です。
興味は湧きましたが、とりあえずラン・・。
もちろん歩道はありません。日曜日でも大型車両が向かってきます。
今回ラン全般で感じた恐怖「路側帯を走っていても、対向車はほとんど中央線寄りに避けてくれないこと」が続きます。
大型車が向かってくるたびに、路側帯の外側の雑草地帯に避難します。
そのたびに、左膝が不調になり、最後は痛みがでてきました。
昼の休みもとらずに、走り続け、13時少し過ぎに遠別BTに到着です。
昼食をとり、少し休んで、さらに南下することにしました。
予約のバスに間に合うように、第一金浦のバス停でランの終了。
遠別BTに「走って」戻りました。
遠別BT近くの道の駅のトイレで、汗で汚れたウエアや下着をすべて着替え、遠別BT16:06発のはぼろ号で札幌へ戻りました。
走行距離は23km。累計走行距離は2070㎞になりました。
写真は、遠別の道の駅です。
7月5日。9時を少し過ぎた頃に、やはり宿にお願いした昼食のオニギリと飲み物をバッグに詰めてランの開始です。
稚咲内まで少し戻り、道々106号線に出て、サロベツ原野を南下します。
空は曇りでランにはちょうど良い天候です。
膝が少し不調で、ペースを落として走ります。ここまで効果のあったサポーターの効き目も薄らいできたようです。
走りは単調で、交通量も少ないことから、サロベツ原野を一人占めの時間もできます。
原野の道路にただ一人。ひたすら南下です。
幌延町に入ると、28基の風車が道沿いに立っています。
そして、幅の広い歩道も急に現れます。ランには助かりますが、年間何人の歩行者(あるいはランナー)がこの歩道を通るのかと思うと、少し複雑です。
その後、天塩町まで歩道が続き、大型車両の交通量が多くなってきましたが、助かったことは事実でした。
14時過ぎに天塩町に着き、郷土資料館などを見学して15時過ぎに民宿にチェックインです。
走行距離は25km。累計走行距離は2,047kmになりました。
写真は、幌延のウインドファームの様子です。風は弱かったですが、ほとんどの風車が回っていました。
7月5日。この日も天気予報ははずれて、朝から陽が射し、暑い中のラン!
9時過ぎ、宿にお願いしてあった昼食のオニギリを受け取り、ランの開始です。
これから走るサロベツ原野には、コンビニやお店が全くありません。
30km程度のランでも暑さに備えて、水分補給のための飲み物をいつもより多く背負って出発です。
交通量は少なく、歩道はありませんが、暑さ以外は、走りには充分な条件です。
サロベツ原野には道路の脇までハマナスが赤い花を咲かせ、気持ちが安らぎます。
陽射を遮るものは一切なく、道路の標識の日陰を探して、ようやく昼の休憩です。
午後3時近くに、この日の終点「稚咲内」に到着です。
ここに来て、ようやくレストランを兼ねた休憩所がありました。自販機で冷たいコーラを購入し、お店の中で休ませてもらいました。
店のおばちゃんは、「今日は暑かった。30℃をたぶん越えたよ」と言って、冷たいおしぼりをだしてくれました。
この日のランは27km。累計走行距離は2,022km!
ついに2000㎞の大台を超えました!
宿は、サロベツ原野を内陸に2.5kmほど入ったところの原野の一軒家です。
サロベツ原野の写真を撮りながら、しばらく休んで、さらに走って民宿へ向かいます。
ログハウスの素敵な宿で、「牛乳なべ」を初めて食べました。
写真は、利尻富士が見えるサロベツ原野の風景です。
7月4日の早朝に起床し、いつものとおりバタバタと朝食をとり、JRで札幌駅へ行き、チカホを歩いて、大通バスセンターまで行く。
予約してあった7時40分発の宗谷バス「わっかない号」に乗車する。
高速経由で留萌から海岸線の国道232号線を北上する。次回におそらく走るであろう道路だ。それにしても、道路幅が狭く、歩道もない。トンネルも多く、さらに上り下りの連続だ。丘陵地帯が延々と続く。これは、次回は相当キツイ走りになることが予想された。
天塩から海岸線を離れ、内陸に入り、北上し、稚内駅には13時15分頃に到着する。
天気予報は大きく外れた。予報では曇り時々雨。それが晴れて日差しも強く暑い!
13時半にランを開始。ノシャップ岬を経由して利尻富士を右手に見ながら日本海を南下する。
それにしても今シーズン一番の暑さだ。風もなく、体感気温は25℃をはるかに超えていたが、歩道が100%整備されているのが、まだ助かっている。
前回の宗谷岬ランでは雨と寒さに震えていたのが夢のようだ。
軽い熱中症になったような感覚でフラフラになりながら、17時過ぎに抜海の民宿に到着する。
この日の走行距離は22km。累計走行距離は1,995kmとなりました。
写真は、ノシャップ岬からみた利尻富士です。
7月4日から7日まで、道内一周ランで最北の駅「稚内駅」からノシャップ岬を経て、利尻富士を右手に見て、サロベツ原野をひたすら南下してきました。
一周達成に向かって、最終章でしょうか。
天気予報では、曇り時々雨がほとんどの予報でしたが、見事に外れ!前半は暑さとの戦いのランとなりました。
順次3泊4日のサロベツ原野のランを報告します。
写真は、日本最北の駅「稚内駅」のホームと線路の終点です。