旅ときどきマラソン&ビール

前期高齢者の日常報告。家庭菜園、マラソン大会。好きなビールの他、ワイン等の話題。手料理の披露。ときどき旅の話題も。

忘れてはいけない日の前日、定山渓温泉へ

2012-03-22 17:48:10 | 日記

決して忘れてはいけない日、大震災の3月11日から1週間が経ちました。
まだTVでは震災や原発の特別番組などが放映されています。
しかし、福島から避難してきた孫娘の前では、大震災や原発の映像が流れるとTVのチャンネルを切り替えます。いまだ信じられない衝撃の映像は大人でも見続けるのは厳しいものがあり、大地震を体験した幼子にはとても見せることができないものです。
また、現地にも行っていない人が「あぁでもない」「こぅでもない」とコメントするのをテレビで聞くのは、当事者を家族に抱えている者には、少し白々しく感じる時もあります。
しかし、2万人近い犠牲者と行方不明者の方々のご冥福をお祈りせざるを得ません。
幸い娘と孫娘は札幌へ避難できました。しかし1年たった今でも福島県庁所在地の福島市の放射線量は非常に高い値を示しています。おそらくは、知らないうちに放射線を浴びていると推測される福島県の方々には本当に心が痛みます。

さて私事ですが、今月8日に還暦を迎えました。
そこで、妻と子供たちと孫二人が定山渓温泉でお祝いをしてくれました。
写真は、孫二人に祝ってもらってご満悦の私です。
還暦ランナーとして今年も元気に走りたいものです。

 

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自ビール醸造体験

2012-03-09 22:51:37 | ビール

先月、小樽にある地ビール工場でビール醸造を体験してきました。

この工場では9年前から2月に2週間4回に分けてビール好きを集め醸造体験を行っています。私は3年前から参加し、今回は3回目です。(2年前はタイに行っていて不参加)

4~5人でグループを作り、家庭に普通にある道具を使って本格的な(?)ドンケルビールを造ります。

計40樽程度の自ビールができあがり、4月8日に一堂に会して、全てのビールの味見をします。この一日は工場内にビール好きが大勢集まる一大イベントです。そして最優秀のビールや特別賞など、出来栄えを競いあうのです。

さて今回のグループのメンバーは、妻と、いつもこのビール工場の飲み会でごいっしょしている小樽のM夫妻の4人です。温度測定、時間の管理、麦汁の撹拌の担当を決め、もちろんビールを飲みながらの酔いどれ醸造体験です。

最初の自ビール造りでは特別賞を受賞しましたが、その後は賞を逃しています。

今回は気合を入れて造りました。前半はほとんどビールを飲まずにビール造りに専念。まさに高校の化学実験のようですが、その工程は本格的です。

水4ℓにドンケルブレンド麦芽2ℓを入れ、まずは仕込みです。仕込み釜は大鍋。熱源は卓上コンロ。撹拌は木べらで行います。ビール造りのすべての工程を家庭にあるもので賄ってしまうのが、この醸造体験の特徴です。

仕込み後は、でんぷんが糖に分解されたか「ヨー素でんぷん反応」で確認し、上手く分解していれば濾過に移ります。ろ過釜はセイロです。そして濾過した麦汁にホップを投入し煮沸します。ホップも2回、異なる種類を贅沢に使います。煮沸後、麦汁を入れた鍋を静置し、その上澄みを掬って、別な鍋に入れて蓄冷材で急速冷却します。そして醸造体験の最後は、熟成タンク(これだけは5ℓのケギー樽です)へ移し酵母を入れて、終了です。

午前11時に仕込みを始め、終了は午後6時。まる1日がかりの醸造体験でした。

3週間前に大腸の大手術をしたMさんのご主人。退院後の初めてのアルコールということもあって最後はダウン状態でしたが、ビール醸造は奥さまが頑張っていました。

この樽は、このあと地ビール工場で管理し、発酵と熟成度合いをチェックして4月8日を待ちます。さて、今回の自ビールの出来栄えは如何に。

 

写真は、麦汁の濾過の様子です。

 

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