きつかった一日観光ツアーの最後を締めるディナーの内容はかなり満足できるものでした。
舞台のタイダンスを眺めながらの夕食です。
有名なスープ「トム・ヤム・クン」(エビ入り辛いスープ)やグリーンカレー、そしてサテーなど、日本人の口に合うようマイルドに料理されたものでした。
もちろんシンハービアを頼んで、ぐいぐい。
タイ料理とビールにすっかり満足した夕食でした。
ここはチャオプラヤ川の左岸のリバーサイドに開発された「アジアンステック」であることが、後日分かりました。
レディーボーイの踊りがある「カリプソ」もここでした。
写真は、舞台でタイ舞踊を踊るダンサーたちです。
すこし慌ただしい昼食ビュッフェのあとは、バンコク市内の観光です。
まずは、十数年ぶりのワット・プラ・ケーオ(別名「エメラルド寺院」)へ行きました。
王宮前広場のバス駐車場から、暑い中を少し歩きます。
入口でおきまりの集合写真。そしていざ入場ですが、これがひどい大混雑です。
中国語の怒号がいたるところで発せられ、ガイドさんはなんとかグループをまとめようと必死です。
さらにスリへの注意喚起も幾度とあります。
以前は、ゆったりとしたなか、欧米人たちが多くいましたが、まったく状況が変わっています。
落ち着いて参拝などできる状況ではありませんでした。
さらに王様がこられるとのことで本堂には入れず、エメラルドの仏像は見ることができませんでした。
あたふたと外へでて、バスに乗り込み、次はワット・ポー(涅槃仏寺)へ向かいます。
こちらはそれほどの混雑でもなく、少しゆったりと大寝釈迦仏をみることができました。
市内観光は以上ですが、そののちは定番の土産物店等へ2か所連れられて行きました。
これはツアーですから仕方がありません。
そして、夕食はタイダンスを見ながらのタイ料理で、結構満足できる食事でした。
写真は、大混雑のワット・プラ・ケーオのようすです。
前夜23時過ぎにようやくホテルにチェックインした翌朝6時55分にロビー集合です。
6時にモーニングコールでたたき起こされ、あたふたと朝食ビュッフェで簡単な食事を済ませました。
今回のツアーは150人ほどとの説明があり、ドンムアン空港ではバス5台に分乗でした。
一日観光ツアーも5号車です。人数は22名で全員がきちんと時間通り集まり、7時に世界遺産のアユタヤへ出発です。
高速道路を1時間ほど走りアユタヤに到着。アユタヤは10年ぶりです。
5~6年前のチャオプラヤ川大洪水ではここも1mほど水に浸かったとのこと。
ガイドは4ケ月程仕事がなかったそうです。
お寺(跡)を3か所、バタバタと回りました。
ゆっくりと見たかったですが、ツアーでは仕方がありません。
昼前にはバンコクへ戻り、ツインタワーホテルの昼食ビュッフェで昼食です。
とりあえず一服です。
写真は、3基の塔がシンボルのワット・プラ・シー・サンペットです。
なんど来ても感動のアユタヤでした。
さて、新千歳空港からバンコクへ初めてのLCC。
搭乗手続き完了までなんと40分ほど、時間がかかってしまいました。
要領が悪いのか、人数が多すぎるのか(定員400人超)、とにもかくにもなんとか、搭乗手続きを済ませました。
しかし、ツアーの説明では「機内食の予約は搭乗手続きの時に」とありましたが、カウンターでは「事前ネット予約しか受け付けていません」。「余っていれば機内で」とのこと。なんともひどい説明。
とにもかくにも、セレモニーも見ながらなんとか機内へ。
落ち着いたあと、食事をと思っても、残念ながらすでに完売。そもそも、事前予約数しかバンコクから積んで来なかったとの事。
しかたなく、ビール2缶とつまみを頼みバーツで支払い。
なんと、この2缶が機内の最後のビール!!
飲めて良かったです。
食事の代わりに依頼するスナックや飲み物の代金の支払いやおつりなどで、CAはてんてこ舞いです。これはキツイ。
ビール2缶で、すぐに眠りに入ってなんとか一年ぶりのタイ、バンコクに無事到着です。
懐かしのドンムアン空港でツアーガイドにピックアップされ、ホテルに着いたのは23時過ぎでした。
翌日は、1日観光ツアーです。
集合は、ホテルロビーに朝7時と、きつい1日になりそうです。
写真は、機内での最後のビール2缶です。飲めてよかったー!