倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

庶民派教会の結婚式

2014年06月20日 | 日記
6月はJune Bride と言うだけあって、
結婚式のシーズンです。
薔薇の美しい季節です。

私がオルガンを務める教会でも
ここの所毎週土曜日に
結婚式が続きました。

うちの教会の信者さん達は、
ごく普通の庶民的な皆さん。
結婚式も、アットホームな雰囲気です。
この日は、
花嫁が,
お花屋さんで以前働いていたらしく、
お店のオーナーが、
腕を奮って、
教会の外を飾ってくれました。





教会内は、
信者の中の親切なおばさんが、
担当。




肝心のオルガンの仕事の方は、
花嫁入場が、
パッハベルのカノン。
新郎新婦退場が、
ヴィドーのトッカータ。
~ 偽オルガン奏者には、
足ペダルが必要なので難しく、
毎度リクエストされると、
冷汗です
イギリスでは、ダイアナ妃が結婚式に 使って以来、ポピュラーになったそうです。

式中
旦那がバロックチェロで
ボワモーティエールのソナタを演奏。

音楽も盛り沢山の
メニューとなりました。






ロンドンでは、
男女、もしくは同性のカップルの
共同生活形態が非常に多彩です。
異文化、年齢、人種の多様な
組み合わせは勿論。
長年一緒に暮らしていて、
子供もいて、
ある時節目で結婚したり、
結婚しないままのカップルも、
大勢です。

いろいろあり。
それぞれが、
幸せを築いて行く。