倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

偏食ダーリンの日本食体験

2015年04月10日 | 日記
今回の短い日本滞在、
ダーリンのお気に召した日本の味は:

空豆


母の手料理。
茹でてオリーブオイル、
塩、胡椒をからめた、
シンプルなレシピ。
サイドディッシュのつもりが、
「こんなでかい豆は初めて!、美味しい!」
と意外にもヒット。

銀杏

「食べ過ぎると中毒になるよ!」と言うと、ペースを緩めていました。


御抹茶と和菓子


こちらは、相変わらず彼の大好物。
伊藤邸には、滞在させて頂いた上に、
ティーセレモニーまで
して頂きました。

お茶をたてる音と、
鶯の鳴き声に
和を感じる素晴らしいひと時でした。

あんみつ

老舗みはし の 餡蜜、極ウマ!
並んで待った甲斐ありでした!

たらの芽、ウドの天ぷら

伊藤さんの家庭菜園で育った
たらの芽とウド。
奥様が天ぷらをして下さりました。
日本人の私にも珍しい季節の山菜、
ダーリンご満悦で、
パクパク。

海鮮類の苦手なダーリンですが、
レストランでは、
プレッシャーに折れて、
毒に当たらない?っと
ビクビクしつつ、
フグの天ぷらもトライ。



納豆も大好物。
ブルガリアの
内陸都市プロディヴ育ちの彼、
魚介類は駄目みたいです。












日本でコンサート

2015年04月10日 | 音楽
この春は
エディンバラでのコンサート数日後
日本に帰国。


東京と千葉で4月2日、5日と
コンサート、
強行スケジュールです。


4月6日に
ロンドンに戻り、
9日に伴奏の本番。

我ながらちゃんと
こなせるか不安でしたが、
無事終了しました。


しっかり桜も拝み、
美味しいものも
食べ、
日本の春満喫。

全ては、家族や友人達のサポート、
チェンバロ製作者の
伊藤福一さんと奥様の
おかげです。


伊藤さんには、
コンサートのためのチェンバロを
提供、調律して頂いたのみならず、
1週間近くお宅に滞在させて頂き、
大変お世話になりました。
我ら夫婦プラス、ヴァイオリ二ストの
3人共が、
リハーサル合宿を5泊!
奥様の美味しい手料理も
毎日食べさせて頂き、
お茶会もして頂き、
至れり尽くせりの
温かいおもてなし。

今後そちらの方角に
足を向けては寝れません!

5日は、
伊藤邸でのアトリエコンサートでしたが、
ホールとはまた違う素敵な空間で
3人共随分とリラックスして
楽しく演奏出来ました!


こちらの伊藤さん製作のチェンバロは、
ベルリンにこの後寄贈されます。
絵は日本画家の宮本能成さんの
新柄だそうです。


2日の東京の方は、
平日の夜で、
集客が少々残念な結果に。
とはいえ
はるばる仙台や、
岐阜より
足を運んで下さった方々もあり、
思い出深いコンサートと
なりました。


次回は一層多くの人々に
楽しんで頂けるように、
日程や会場など、
今回の反省を生かして
企画したいと思います!








エディンバラでコンサート

2015年04月10日 | 音楽
エディンバラの
Georgian Concert Society の
コンサートシリーズでの
演奏会、
久々に気分が悪くなる程
緊張しました。

何処か悪いのでは?
胃腸風邪?
心配になりましたが、
終演後は治っていたので、
緊張だったんですね~。


このコンサートシリーズ、
バロック界の大御所達が
過去に軒並み
弾いているので、
呼んで頂けただけで、
ビックリ。

年6回あるコンサートの中、
2度程は、
若手や未知数の演奏家を
呼ぶそうで、
そこに入れて頂きました。

お客様は玄人だらけ。

ノーベル化学賞受賞の化学者で
音楽愛好家だとか、
偉い方もいっぱい。

エディンバラも、
そう思って見るからか、
文化と歴史の薫り高い
美しい街だと感じました。


弾いたプログラムは、
フランスバロック。
ラモーや、クープランの
コンセール、
チェンバロ独奏、
マレーのトリオ、
ガンバの曲などです。

チェリストの旦那は、
今回ガンバ奏者として
大活躍。

チェンバロのソロは、
ロワイエのスキタイ人の行進など。
玄人受けするか、
不安した。

演奏会後、
「あの曲は、技巧ばかりで、
あまり好きでなかったけれど、
君のは音楽的で気に入ったよ。」
っというコメントを頂き、
冷や汗と、
安堵。


終演後のパーティーが、
主催者の1人の博物館の様なお宅で、
開かれ、
タイムスリップした様でした。



また是非弾きに来て下さいという
嬉しい言葉を数人の主催者関係の方々から頂きましたが、
果たしてまた呼んで頂けるかは、
未定です。

また呼んで頂けるなら、
何でも弾きますという心境です。