倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

Swords to Music : 武器から音楽へ

2015年10月16日 | 音楽
武器の破片から
造られた
ヴァイオリン二スト。


武力でなく、
文化や音楽で
人々の暮らしを
豊かにしたい。
そんな願いのこもったオブジェを
所蔵する教会で
チャリティコンサートを
行いました。

戦争の悲しみを
平和への願いを
詠ったフランス歌曲と
イギリス歌曲を揃えました。
プーランクの美しい歌曲、
弾いていて
目の奥が熱くなります。

イギリス歌曲は、
一次大戦の戦いで命を失った作曲家
Butterworth の作品などを
取り上げました。

カザルスの鳥の歌を旦那と
ショパンのノクターンをソロで、
間奏に。


終演後何人かのお客さんが
目に涙をためながら、
「とってもemotionalな
コンサートだったわ。」
と言いに来てくれ
報われた思いでした。

収益はシリアの難民支援に寄付。

平和を願うコンサート4つ目
無事終了です。


コメント
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