倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

ハレ・ヘンデルフェスティバル🇩🇪ヘンデルの生家でソロ・リサイタル

2020年01月24日 | 音楽
お久しぶりです。
随分と長くブログ更新を怠っておりました。
ので
去年止まっていた辺りから振り返っていきます。
2019年6月、恒例の歌手の伴奏の演奏会、
ソロ・リサイタルと、2日続けてヘンデルの生家にて演奏会をさせて頂きました。
共演した歌手は、
ロンドンのヘンデル声楽コンクールの昨年の優勝者、メゾソプラノの、
ヘレン・チャールストンさん。
温かく知的な歌い手で、お父様がチェンバロ奏者だけあって、
とっても伴奏し易い!







翌日のソロのプログラムは、JS、WF、CPE のバッハさん勢揃い。
そして勿論ヘンデル。
生前JSバッハさん、ヘンデルさんに会いたいと2度も画策したのに
会えなかったそうなので、
息子も含めて、皆で会って頂いた次第です。
イタリア協奏曲と、半音階的ファンタジー&フーガ、WFのファンタジー、
CPEのフォリア変奏曲、ヘンデルのト短調組曲と
我ながらチャレンジングな内容😅
しかも、会場のチェンバロ
カタカタ雑音の混じる事に気づき、ハラハラ💦
リハの地点で
調律師の方に相談したんですが、
直らなかったのでした。
練習の際、慣れたつもりでしたが、
やはり本番
冒頭のイタリア協奏曲では、
カタカタに一瞬怯み、
頭の中が真っ白に。🙀
その後は、もうカタカタ鳴っても
私のせいじゃないぞと開き直り
ひたすら音楽に集中する事が出来たように思います。
チェンバロは、こういうハプニングが
つきものなので、
精神的な切り替えって
大事だなと痛感です。
終演後、お客様の中の数人に
チェンバロが、こんなに強弱や表情豊かな楽器だと思ったのは初めてと
言って頂き
その言葉、
大切な御土産となりました。💕