この連休は天気もよかったので稲刈りが進みました。 天日干し自然乾燥米にこだわる生産者が佐久ではまだ多く、はぜ掛けがたくさん見られますが、年々その数は減ってきています。政権交代で、減反政策にメスが入ります。このはぜ掛けの景色も大型コンバインに変わり、見られなく日もくることでしょう。 米の価格の安定の為生産調整し、普通に作った主食用の米を飼料米や加工米として出荷する、麦や大豆といった田んぼに他の作物を植えて補助金をもらうといったいろんな対策が長年とられてきましたが、今の米の価格でさえ労働に見合った価格では無いために、生産を大規模生産者に委託して田んぼを持っているにもかかわらず、米を買う消費者側になっている農家もたくさんあります。 これで米の価格は今の半分くらいになってしまうと我が家でも委託者側にまわるという選択を迫られる日もやがて来るでしょう。 新政権は戸別所得補償制度(生産費と販売価格(ともに全国平均)との差額を補てんする制度)を推し進めていますが、いずれ補てんするにも税金が使われるわけで、大規模生産で価格低下させ、世界競争力をつけていく狙い、そして小麦などにとって変わって米粉へのシフトが進むと自給率UPに繋がると・・・ 一生産者としてはなんとも全国、そして地球規模の話にはついていけません。 楽しんで大地の恵みを作り続けていきたいものです。 |
最新の画像[もっと見る]
- 白樺湖ホテル朝景色 2週間前
- 横浜ホテル夜景 1ヶ月前
- 横浜ホテル夜景 1ヶ月前
- 横浜ホテル夜景 1ヶ月前
- 旧井上邸 アントニン・レーモンド 2ヶ月前
- 東京スカイツリー 2ヶ月前
- 車窓のお楽しみ 2ヶ月前
- 2000mから佐久平を眺める 3ヶ月前
- 甲府盆地を走るTRAIN SUITE 四季島 3ヶ月前
- 湖と稲穂が見える駅 3ヶ月前
半観光的に保存されている棚田とも違いがあるとおもいます、それはそれで難しいと聞きますが。。。
いい空ですね、この景色は掛け値無しと思います。
そしてお米のおいしさ、きっとおかずなんて要らないのでしょうねえ!
(そっちかよw)
失礼いたしました~
一小農家の小言にお付き合いくださりありがとうございます。
やがてはさけて通れない問題。世代がまた変わればまた情勢が変わるのでしょうけど。政治と生活は密接です。米粒のような意見ではどうにも出来ませんがね。
明日は稲こきしようと決めました。
天高くクマ肥ゆる・・・。(一年中・・・。)
素晴らしい秋晴れですね~。
この風景。いつまでも残して生きたいですね。
その為にも、生産者の苦労を国も本当に理解してほしいですね。
肥ゆる・・・健康診断結果が「要精密検査」
なんとまあ、せっかくお金を掛けて肥えたのに。
台風が過ぎて秋晴れの天気が続いております。我が家でも昨日は一番小さい田んぼの稲こきをしました。
昨年より収量が少し減りました。夏の天気が影響しているのでしょうかね。