紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

寝癖の暗喩

2009-04-04 22:48:00 | ファミリー
 四月馬鹿の日に、ふと思い立って少し髪を切りに行った。5センチほど切り、すいてもらったりもしたため、ずいぶんアタマが軽くなった。でも今までは髪の重みで目立たなかった寝癖ができるようになったらしい。

 ふと春休みの宿題の手を止めて、しげしげと私をみつめたKちゃん。

「おかーさん、寝癖でアタマ、ひどいことになってるで」

「ま、えーやん。家にいるんやし、寝癖でも」

「右側はピョーンって撥ねてて、弥生時代の人みたいやで。ほんで、左はなにげに内巻になっていて、おフランスみたいやで」

 弥生時代って! なんで弥生時代の人、知ってるねん? そしたら何時の時代から生きてるねん? どんだけ長生きしてるねん!

 おフランスって! キミは『おそ松くん』に出てくるイヤミざんすか!?

 なにより、寝癖のアタマを表現するのに、「弥生時代」や「おフランス」が出てくること自体が驚異やわ!! キミのアタマの中こそが、奇跡のマジックやわ。

 と、思いもよらない比喩にウケまくってしまったのでした。