イタリアのテノール歌手、ルチアーノ・パヴァロッティが亡くなられたため、ラジオから追悼の特集を組まれることがあり、頻繁に聴いている。今朝も彼の歌声を聴きつつ、うっとりとお弁当をつくることができた。イタリアの様々な歌曲を次々と聴く。「フニクリ・フ二クラ」なんか聴くと、かなりどきどきする。
子どもの頃、この曲をーもちろん日本語でー聴いた時には、一発でやられてしまった。まず「登山電車」というのに、グッときたのだ。なんだ「登山電車」って? すぐさま「登山電車」というものに憧れた。
私が聞いたのはNHKの『みんなのうた』だったので、アニメ付である。斜面を電車が登って行くのである。「これは、いつの日にか絶対に乗らなければ!」と決意した。この決意は20年以上たってから、神戸の六甲山ケーブルや、京都/八幡市の男山ケーブルに鉄分の多い男児とともに乗る事で果たされた。たぶん、男児と同等、もしくはそれ以上に私の方が内心ハイテンションだったかもしれない。
それからここからが大事なのだが、このイタリアの登山電車が登るのは、六甲山のような別荘地の山でも、石清水八幡宮が山頂にある聖なる山ではなく活火山である。なにしろ「♪ここーは地獄の釜の中~、のぞこう~!のぞこう~!」と歌われるように、地獄を覗くツアー電車なのである。ある意味「ゲゲゲの鬼太郎」の世界にかすっているかもしれない。
そういえば、温泉地のある硫黄臭のする火山付近では「地獄巡り」と称する観光地になっている場所もあるくらいなのだ。地獄を覗くのだって観光にしてしまうほど、人間は欲深い。そしてそれを観光したがるほどに、人間は好奇心で一杯だったりする。
私も当然「ぜひ活火山の中(噴火口)を覗きたい!」と切望したが、むろんこんな危険な事はできるわけがない。しかし、硫黄の匂い(=卵の腐った匂い)の充満した登別の温泉地で、匂いだけで充分地獄の気分を堪能した。
ウィキペディアによれば
1880年にトーマス・クック社によって、ヴェスヴィオ火山山頂までの登山鉄道「フニコラーレ(ケーブルカー)」が敷設されたが、当初は利用者が少なかった。そこで、同社の依頼を受けたルイージ・デンツァが宣伝用に作曲したのがこの曲である。世界最古のコマーシャルソングとも言われる。
ということである。
世界最古のCMソングか=B100年以上後にも残るCMソングなんて素晴らしい! 日本のCMメーカーの皆様方も、ぜひ100年後まで残るようなCMソングづくりという野望に燃えていただきたい。
子どもの頃、この曲をーもちろん日本語でー聴いた時には、一発でやられてしまった。まず「登山電車」というのに、グッときたのだ。なんだ「登山電車」って? すぐさま「登山電車」というものに憧れた。
私が聞いたのはNHKの『みんなのうた』だったので、アニメ付である。斜面を電車が登って行くのである。「これは、いつの日にか絶対に乗らなければ!」と決意した。この決意は20年以上たってから、神戸の六甲山ケーブルや、京都/八幡市の男山ケーブルに鉄分の多い男児とともに乗る事で果たされた。たぶん、男児と同等、もしくはそれ以上に私の方が内心ハイテンションだったかもしれない。
それからここからが大事なのだが、このイタリアの登山電車が登るのは、六甲山のような別荘地の山でも、石清水八幡宮が山頂にある聖なる山ではなく活火山である。なにしろ「♪ここーは地獄の釜の中~、のぞこう~!のぞこう~!」と歌われるように、地獄を覗くツアー電車なのである。ある意味「ゲゲゲの鬼太郎」の世界にかすっているかもしれない。
そういえば、温泉地のある硫黄臭のする火山付近では「地獄巡り」と称する観光地になっている場所もあるくらいなのだ。地獄を覗くのだって観光にしてしまうほど、人間は欲深い。そしてそれを観光したがるほどに、人間は好奇心で一杯だったりする。
私も当然「ぜひ活火山の中(噴火口)を覗きたい!」と切望したが、むろんこんな危険な事はできるわけがない。しかし、硫黄の匂い(=卵の腐った匂い)の充満した登別の温泉地で、匂いだけで充分地獄の気分を堪能した。
ウィキペディアによれば
1880年にトーマス・クック社によって、ヴェスヴィオ火山山頂までの登山鉄道「フニコラーレ(ケーブルカー)」が敷設されたが、当初は利用者が少なかった。そこで、同社の依頼を受けたルイージ・デンツァが宣伝用に作曲したのがこの曲である。世界最古のコマーシャルソングとも言われる。
ということである。
世界最古のCMソングか=B100年以上後にも残るCMソングなんて素晴らしい! 日本のCMメーカーの皆様方も、ぜひ100年後まで残るようなCMソングづくりという野望に燃えていただきたい。
『おにーのパンツはいいパンツー♪
つよいぞーつよいぞー』
よく考えるとものすごい歌詞です。
世界最古のCMソングに、この替え歌。
考えた人に座布団10枚!
今朝のお弁当作り、頭の中でエンドレスに「鬼のパンツ」がかかってました(笑)
『パルナス』のCMソング・・今でもしっかりフルコーラス身についてる自分がこわいです。
むかし近江八幡YMCAで、幼児たちに大型(ときにロール)紙芝居、人形劇、身体をはった劇までボランティアでしてくださっていたお母さんグループの名前が「オニのパンツ」でした。大人も引き込まれる面白さで、それも
『おにーのパンツは♪』のテーマソングでスタートなのです。
これは実に『すごいぞー! すごいぞー♪』でしたよ~。
朝にご機嫌良くお弁当づくりができたようで、よかったよかった(笑)一刻を争う朝に『おにのパンツ』が頭で鳴ってるなんて、サイコーです(笑)
>れんくみさん
最近ホントにテレビを見なくて、見たい番組さえスルーしている状態(涙) 『ハウル』も『パルナス』もゆったりと哀愁を帯びているところが似てますよね? あと、♪ブンチャッチャッ、ブンチャッチャッ、というリズムね。私もパルナスのCMに浮かび上がる赤ちゃんの星いっぱいの瞳まで覚えていますよ! 恐るべき刷り込みですよね、『パルナス』。