先日京都駅の伊勢丹で、富山県/長野県・物産展で買い物をしたことを書いたが、メル友のれんくみさんだけにしか、カミングアウトしていない品物も購入した。つまり、家族には、今のところナイショなのである。
なんでか、というと、娘・Kちゃんに「またおかーさん、しょーもないもん、買うて来て!」と、叱られちゃいそうだからである。たとえそれが640円でも。
無駄なものを買わないよう、普段から極力、食料品売り場やドラッグストア以外は徘徊しないようにしている。ふと、目にする「しょーもないもん」の吸引力に容易く引き寄せられる、意志のか弱い女性なのである。目の毒、財布の毒になるものに近づかないにこしたことはない。
が、物産展の賑わう食料品のブースを一歩離れると、ほんの数歩の距離なのに、しかも同じ「物産展コーナー」なのに、別世界のようなゴーストタウン状態だったりする。
私が迷い込んだのは、着物が展示され、お蚕さまの繭玉が並ぶ一角だった。着物(今から思えば紬)も繭玉も私を引き寄せる事はなかったが、そこに陳列された不思議なふんわりとした三角帽子が、否応なく私を呼び込んで引き寄せた。それは今まで見た事のない、妙に魅力を放つものだった。
私を瞠目させた物。そうです、タイトルにした「わたぼうし」! 三角形のふんわりした綿状の白い物体! 思わず触ってしまい、そのあまりのふんわり心地よさに大感激! そこでいままでどこに隠れていたのか、音も無く背後からそのブースの店主が現われた。
お店の人は、洗顔に使ったり、防虫効果がある、とおっしゃっていたので、とりあえず購入(640円)。もちろんそのまんまの形で、しばらくの間、残しておきたい。
ところで、綿帽子って、コットンじゃなくて100%シルクだった! ご存知でした? まずそのことにビックリ! 絹糸にならない繭玉を煮て、広げて(この状態がわたぼうし)、紡いで、糸にして、紬にするそうです。あと、高級真綿布団とか、高級半纏とか、座布団とか。綿帽子の中に手を入れてみたら、それはそれはふんわり軽くてあったかいの!!感動ものでした。
綿帽子でネット検索すると、風邪をひいた時首に巻くといいらしいです。風邪をひいたらやってみよう!!(いや、風邪はひきたくないですが・・・) リウマチや腰痛などの患部に当ててもいいらしいです。
滋賀県にも近江真綿を作っている所が米原にあり、綿むき体験(繭玉を広げる作業)、膝鰍ッ作り体験をできるそうなので、かなり興味津々・・・→近江真綿
ということで、現在私の頭の中は、『ちりとてちん』以外にも、真綿、綿帽子のことでいっぱいなのでした。
*「わたぼうし」です。帽子というだけあり、すっぽり被れるくらいの大きさ。
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なんでか、というと、娘・Kちゃんに「またおかーさん、しょーもないもん、買うて来て!」と、叱られちゃいそうだからである。たとえそれが640円でも。
無駄なものを買わないよう、普段から極力、食料品売り場やドラッグストア以外は徘徊しないようにしている。ふと、目にする「しょーもないもん」の吸引力に容易く引き寄せられる、意志のか弱い女性なのである。目の毒、財布の毒になるものに近づかないにこしたことはない。
が、物産展の賑わう食料品のブースを一歩離れると、ほんの数歩の距離なのに、しかも同じ「物産展コーナー」なのに、別世界のようなゴーストタウン状態だったりする。
私が迷い込んだのは、着物が展示され、お蚕さまの繭玉が並ぶ一角だった。着物(今から思えば紬)も繭玉も私を引き寄せる事はなかったが、そこに陳列された不思議なふんわりとした三角帽子が、否応なく私を呼び込んで引き寄せた。それは今まで見た事のない、妙に魅力を放つものだった。
私を瞠目させた物。そうです、タイトルにした「わたぼうし」! 三角形のふんわりした綿状の白い物体! 思わず触ってしまい、そのあまりのふんわり心地よさに大感激! そこでいままでどこに隠れていたのか、音も無く背後からそのブースの店主が現われた。
お店の人は、洗顔に使ったり、防虫効果がある、とおっしゃっていたので、とりあえず購入(640円)。もちろんそのまんまの形で、しばらくの間、残しておきたい。
ところで、綿帽子って、コットンじゃなくて100%シルクだった! ご存知でした? まずそのことにビックリ! 絹糸にならない繭玉を煮て、広げて(この状態がわたぼうし)、紡いで、糸にして、紬にするそうです。あと、高級真綿布団とか、高級半纏とか、座布団とか。綿帽子の中に手を入れてみたら、それはそれはふんわり軽くてあったかいの!!感動ものでした。
綿帽子でネット検索すると、風邪をひいた時首に巻くといいらしいです。風邪をひいたらやってみよう!!(いや、風邪はひきたくないですが・・・) リウマチや腰痛などの患部に当ててもいいらしいです。
滋賀県にも近江真綿を作っている所が米原にあり、綿むき体験(繭玉を広げる作業)、膝鰍ッ作り体験をできるそうなので、かなり興味津々・・・→近江真綿
ということで、現在私の頭の中は、『ちりとてちん』以外にも、真綿、綿帽子のことでいっぱいなのでした。
*「わたぼうし」です。帽子というだけあり、すっぽり被れるくらいの大きさ。
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私も、ときどきどうしょうもないもの・・買っちゃいます。
数年前に買ってしまった『帯締め』これは、確実にそのひとつ。もちろん着物は全く着られないのです。その美しさに参ってしまいました。けっこう高価(っていってもたかだか三千円代やけど)なものだったので、切って他に活用なんて、貧乏性の私にできるわけもなく・・。
そうそう、親子(おばあさんと私ね)代々の悲しいサガで端布れとか、かわいい布なんかは、使う、使わんに関係なく(使うつもりやったんやけど~ね)買ってしまいます。
先日も私のベッドを新たにおくためにタンスの整理をしてたんですが、「息子の夏のパジャマのために・・」とか、「ふわふわの暖かフリースのチョッキつくってあげよう・・」とか、思って買いだめた、電車とか、くまさんとかの柄がいっぱい、夢いっぱいの布地が、どどん~と出て来ました。すっかり記憶の外においやられてました。
もう今の彼にとって、機関車トーマスも、かわいいクマさんも、ャ麻c唐ナさえも・・似合うような可愛さは微塵もなくなってしまったのです。
服なら、人にあげたりもできるけど・・生地は『モノをつくってよね』と強要してるようで・・ね。あげるにも勇気がいりますよね。
ここまでくればりっぱなアンティーク! 私たちもこうなったら、「アンティークになるまで!」をスローガンに捨てない生活を維持しましょうか(笑)