紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

血脈、おそるべし(笑)

2008-11-05 08:38:31 | ファミリー
 という事の顛末を、昨日、娘のKちゃんに
「アホやなー、お父さんて(笑) ま、いつものことやけどな」
と話したら、ちょっと思い当たる事があるような、フクザツな笑みを浮かべて
「あんな、おかーさん。私な、その遺伝が出てしもたみたいやねん」
と彼女の今日の出来事を語り始めた。

 一生懸命になって集めているリプトン・ハロウィン・シールをずらりと貼った下敷きにご満悦のKちゃん。それを、やはり同様に、いや彼女以上にアツく集めている女の子が、Kちゃんの下敷きを見て目が釘付けになった。

 「あー、こんな珍しいのあるの!? ええな~ええな~」

と言われれば、森の石松のように気のいいKちゃんのこと、
「よかったら、あげるで」
「えええ~っ!! ほんまほんま!? うれしー! いくつまでやったらええの?」
と狂喜する彼女。
ときたら、親譲りのサービス精神満点のKちゃんである。森の石松みたいに景気良く答えた。
「ほしいだけ。いくらでも」

・・・「って、ついゆうてしもたねん・・・」

お見事な遺伝子のワザに爆笑する私。

「ほいで、みっつしか残らへんかったねん」

それはしょうがないわなー。それは誰が悪いのでもない、自分のせいやからね。
ほんま、お父さんにそっくりやなー(感心)
ま、あとキャンペーンは一日あるし、協力するわ。

このことを父であるH氏に報告する。

「あいつ、一生懸命集めとったんちがうの?」
「そやで」
「あっほやなー!!」
「そやろー! あほやろー? ・・・自分もなんやで」
沈黙。

気落ちしつつも、「そやけどな、ほんまに、ものすごー喜んではったねん!」
という言い訳も、父親そっくりなのであった。
親譲りの気前の良さで損ばかりしている人生になるかも(笑)
でもね、それも「勝ち組」ではあるんだよ。人の喜ぶのをみて幸せな気分になるのは、人の不幸を見て喜ぶより、ずっと勝っています。

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