紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ひこにゃん

2007-03-05 22:03:49 | キャラクター
 「国宝・彦根城築城400年祭」の話題で、滋賀版の新聞が盛り上がっている。彦根市にある彦根城が築城400年を迎えるので、3月21日より11月25日までの長期間に渡るイベントが開催されるのだ。もしかすると、いやもしかしなくても、『愛・地球博』より長期に渡るイベントになる。

 イベントに先駆けて盛り上がりを見せているのが、マスコットキャラクターの「ひこにゃん」だ。最初新聞で彼?の存在を知ったときは、正直言って脱力した。いかにも今風のカワイイ系な存在感、無味乾燥なネーミング。「単にバイキング風兜の鈴付き招き猫やん。・・・おいおい400年の歴史と伝統をしょって立つキャラだというのに、この軽さは何?」と、内心バカにしていたのだ。

 そんな私の傲慢な査定とはウラハラに、「ひこにゃん」人気はうなぎ上りに上昇。「グッズはないんですか?」「どこへいけば『ひこにゃん』に会えますか?」と電話の対応に追われる程だったらしい。己の先見の明のなさに恥じ入る。
 この予想外のリアクションの大きさに「ひこにゃん着ぐるみ」が出来、確定申告の広報や他府県のマスコットとのツーショットなど、祭の前からがぜん大忙しの「ひこにゃん」である。

 さすがに近江商人のふるさと滋賀県だけあって、商機をみる目がすばやい。ひこにゃんグッズができるわできるわ、なのである。時間と興味のある方は、こちらをご覧戴きたい。ストラップやぬいぐるみなどの定番商品はもちろん、煎餅に饅頭にカップ酒、パンにビールにシャチハタスタンプや法被(はっぴ)まで出来ている。小さなキャラクターグッズ店くらいできちゃいそうである。

 この『国宝・彦根城築城400年祭』を記念して、記念切手までも作られた。そのバリエーションのある切手の絵柄の中にも、ひこにゃんはちゃっかり収まっているのだ。当初あんなに「ひこにゃん」に批判的だった私も、いまや「切手、買わなきゃ」とつい思ってしまう程懐柔されてしまった。恐るべし、イベントキャラクター「ひこにゃん」・・・まけました。

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