紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

箱書き後日譚

2007-03-04 23:10:39 | ノンジャンル
2月22日のブログで、人間国宝・濱田庄司/作の花瓶の話をした。この話に後日譚があったので、謹んで報告したい。

 夫・H氏が、隣のアメリカ人M氏に「たった二つやったら、ヤフーのオークションに出すのには少なすぎると思うねん。もっと何かないか、(アメリカの)お父さんに聞いてみてくれへん?」とお願いしたらしい。

 しばらくして、「アメリカのお父さん」から返事が来た。「探したら、いくつかでてきたみたいや」と達者な関西弁のM氏が報告してくれたらしい。
「あんなあ、『かわい』っていうのと、『かきえもん』て、書いてたらしいで」

 そうです、河井寛次郎と柿右衛門(たぶん14代目)なのでした。オークションなんか止めにして、アメリカに帰国する勢いにまかせて、彼の地で私設美術館でも開いたらどうか。おじいちゃんが日本から船便で送ったという「石灯籠」も、もしかすれば、とんでもないものかも知れない。「処分」を決めるまでに、「なんでも鑑定団」で見ていただく事をおすすめしたい。アメリカに帰国する前に。

 昨日は桃の節句だったが、Kちゃんは友達の家で仲良し三人組が集まり、インスタントちらし寿司(ごはんに混ぜるタイプ)をつくってひな祭りを祝ったらしい。今日も同じメンバーで我家に集まり、彼女のお父さん=H氏が指揮をとり、桜の記念樹(小学校卒業記念)を植えたらしい。家独自では「桃の節句」の行事は何もしていない。

 我家は金沢方式(旧暦)なため、引き続きウチのおひな様は4月3日まで、続投である。あとしばしの間、春の雅な気配を漂わせてください。


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