そろそろ最後に投函した最終便が着いた頃だと思うので、今年(昨年末に投函した)の私の年賀状についての話題である。その前に結婚後の年賀状の沿革!?を少し。
結婚後、最初の年賀状は、ごくノーマルな手づくり年賀状だったのだ。和紙を適宜ちぎってハガキに貼り、その上からプリントゴッコで干支の絵などを印刷するような落ち着いた仕様だった。
その年賀状を出し終えた後、年賀状デザインの鉛筆の下書きでボツにしたものに、H氏が偶然目を留めた。まさかこの下書きが、その後延々とシリーズ化される基石になるとは、そのときには知る由もなかった。その年は午年だったので、馬のことわざを拾って行き、シンプルなイラストを添えたものだった。ことわざ馬尽くしである。
「これ、面白いやん。こっちにしたらよかったのに」
そのひとことで、針路は定まった。次の未(ひつじ)年年賀状は、H氏の職場でちょっとした話題になった伝説の『干支双六年賀状』第1弾である。ちなみにそのときの一コマで「ジンギスカンに追いかけられ振り出しに戻る」というのが、いたくH氏のお気に召したので、12年後もリバイバルという名目で使い回した。
現在は12年をとうに越えた2ラウンド目なので、前回お気に入りの部分は使い回せる。老舗『吉兆』のようにリークされ糾弾されることは(たぶん)ないので、使い回しても気楽である。
ただ、干支のキャラによっては、大変な苦戦を強いられる事もある。
たとえば、最後の干支、イノシシのついては、かなり苦しいネタやオチとなった。万人の知るところのことわざが少なく、ペットとしてもャsュラーでない。おまけに、まっすぐ走って突進するとか、仔イノシシをウリ坊というとか、それくらいの豆知識しかなく、話題が悲しいくらい広がらない。まずネタを拾うだけでかなりの時間を費やした。
今回の丑年は、ネタ的には割合楽勝だった。しかし結論から言えば、反省点の多い出来であった。
原稿をハガキサイズに合わせて縮小するため、できあがりのャCントをイメージしなければならないのだが、見通しが甘かったようで字が小さめで読みづらいのが、お詫びその1である。
お詫びその2は、タイトルがバックの網かけによって潰れて消えてしまったこと。プリントゴッコでの単色濃淡を出すのは難しかったのだ。
お詫びその3はBGMが入らなかったこと。牛にちなんだ楽曲が『ドナドナ』しか思い浮かばなくて。あと『南部牛追い歌』とかね。検索したらサザンの『平和の牛歌』があったけれど、うまくはまらないような気がして、結局BGMは、なしに。
でも年賀状を作る段階での調査と発見を活かす事は出来たので、その点が制作者としては、作りながら楽しめたのでした。
(画像については、五日夜にアップ予定です)
明日から仕事がスタート。そして時計をみれば、ああっ!もうこんな時間(深夜1時を過ぎている)!! では、おやすみなさい。
結婚後、最初の年賀状は、ごくノーマルな手づくり年賀状だったのだ。和紙を適宜ちぎってハガキに貼り、その上からプリントゴッコで干支の絵などを印刷するような落ち着いた仕様だった。
その年賀状を出し終えた後、年賀状デザインの鉛筆の下書きでボツにしたものに、H氏が偶然目を留めた。まさかこの下書きが、その後延々とシリーズ化される基石になるとは、そのときには知る由もなかった。その年は午年だったので、馬のことわざを拾って行き、シンプルなイラストを添えたものだった。ことわざ馬尽くしである。
「これ、面白いやん。こっちにしたらよかったのに」
そのひとことで、針路は定まった。次の未(ひつじ)年年賀状は、H氏の職場でちょっとした話題になった伝説の『干支双六年賀状』第1弾である。ちなみにそのときの一コマで「ジンギスカンに追いかけられ振り出しに戻る」というのが、いたくH氏のお気に召したので、12年後もリバイバルという名目で使い回した。
現在は12年をとうに越えた2ラウンド目なので、前回お気に入りの部分は使い回せる。老舗『吉兆』のようにリークされ糾弾されることは(たぶん)ないので、使い回しても気楽である。
ただ、干支のキャラによっては、大変な苦戦を強いられる事もある。
たとえば、最後の干支、イノシシのついては、かなり苦しいネタやオチとなった。万人の知るところのことわざが少なく、ペットとしてもャsュラーでない。おまけに、まっすぐ走って突進するとか、仔イノシシをウリ坊というとか、それくらいの豆知識しかなく、話題が悲しいくらい広がらない。まずネタを拾うだけでかなりの時間を費やした。
今回の丑年は、ネタ的には割合楽勝だった。しかし結論から言えば、反省点の多い出来であった。
原稿をハガキサイズに合わせて縮小するため、できあがりのャCントをイメージしなければならないのだが、見通しが甘かったようで字が小さめで読みづらいのが、お詫びその1である。
お詫びその2は、タイトルがバックの網かけによって潰れて消えてしまったこと。プリントゴッコでの単色濃淡を出すのは難しかったのだ。
お詫びその3はBGMが入らなかったこと。牛にちなんだ楽曲が『ドナドナ』しか思い浮かばなくて。あと『南部牛追い歌』とかね。検索したらサザンの『平和の牛歌』があったけれど、うまくはまらないような気がして、結局BGMは、なしに。
でも年賀状を作る段階での調査と発見を活かす事は出来たので、その点が制作者としては、作りながら楽しめたのでした。
(画像については、五日夜にアップ予定です)
明日から仕事がスタート。そして時計をみれば、ああっ!もうこんな時間(深夜1時を過ぎている)!! では、おやすみなさい。
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