紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

丑年の年賀状解題

2009-01-05 23:59:16 | 季節
 という訳で、今年(製作は昨年)はこういう年賀状ができあがった。以下は最終原稿である。年賀状サイズのほぼ倍弱の大きさ。これをおよそ1/2に縮小する。(画像をクリックすると拡大できます)



 蛇足かもしれないが、ちょっとばかり感想と解題を書いておく。

「牛偏の漢字」で面白いものはないか探したところ、「木」が三つ集まって「森」と云う漢字ができるように、「牛」が三頭で「犇(ひし)めく」というのだということを、今回初めて知った。

 次に闘牛に追いかけられるのは、当然「赤い服を着ている人」になる。ここから連想は夏目漱石の『坊ちゃん』に登場するイヤミな教頭「赤シャツ」に及ぶ。教頭先生つながりで、朝日新聞に連載されている『ののちゃん』(いしいひさいち作)の通う小学校の教頭先生にご登場願った。彼はまた『お茶の水方面に生息する哲学者/土屋教授』だったりもする。そして気の毒なことに、何故自分が闘牛に追いかけられねばならないのか、皆目わからないのである。

 今回、資料集めの際、いたく私の興味を刺激した京都限定『牛若丸まりもっこり』にも、せっかくなので、ご登場願った。彼は、あらゆる立て札の禁止事項をことごとく破るBAD BOYなテイストを、存分に発揮してくれた。

 発毛、育毛、養毛の初心者は、「世界初トリカブトの育毛剤」に、いきなり手を出す事はないだろうと予想し、無難にドラッグストアで購入出来る「Riup」(リアップ)をチョイス。しかし残念ながら、縮小がかかった上プリントゴッコでは非常に見にくくなってしまった。年賀状で製品名を確認できなかった皆様には、謹んでお詫び申し上げます。

同じく「コンビニの片隅にひっそりと存在していそう」な牛イラストのパッケージには「cow」と共に「beauty Soap」と実は書かれている。牛乳石けんなのである。コンビニに現実にあるかどうかは未確認。(すみません)

 残念なのは、せっかくロゴを拾った「吉野屋」のタイトルが消えた事。バックの網かけがあったばっかりに、結局はつぶれてしまい、下に小さくローマ字が読めるのみとなった。分かる人には器から推測できるんだけど。

 抱負としては、今年は一歩一歩地面を踏みしめる「牛歩」で、ゆっくり着実に歩いてみたいです。



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2 コメント

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Unknown (俊介)
2009-05-05 08:50:17
こんにちは。

丁度其の頃僕も生まれました。上を向いて歩こうこの歌時々唄っています。


簿記の友達も去年、遊びに行ったときに今年賀状の絵をどんなものにしようかいろいろ考えているんだといっていましたね。

なるほど今年年賀状を貰ったんですが其の出来ばえはなかなか良かったですね。

年賀状でもいろいろな工夫を考えているんですね。
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Unknown (紙魚子)
2009-05-05 22:28:16
こんにちは、ようこそ俊介さま。

同年代なんですね。なんだか大変個性的な人たちが多かった学年でした。いや、たまたま類は友を呼んだだけかも(笑)

 一巡(12年)したらおわりにしよう、とかも思ったのですが、楽しみにしてくださる方がいらっしゃるので、なかなかそうもいかず。
 でも10月になると「そろそろネタを考えないと」と、すっかりその気になっている自分が毎年います(笑)
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