「バジル」
シソ科。
消化器系の不調を改善する働きが強い。
消化を促進し、腹痛や吐き気を抑える。腸内のガスを減らし、便通を促す。
強壮作用が強いので乳幼児の使用は控える。
・期待されている効能
健胃整腸作用、腹痛、吐き気の鎮静、便秘改善、消化促進、食欲増進作用。
~ハーブティー図鑑 主婦の友社
和名:めぼうき
日本への渡来は江戸時代。
バジルの種子を水に浸すと表面がゼリー状に膨張する。
漢方ではこの働きを利用して、目に入ったごみを洗い流したことから、和名は「目ぼうき」と名付けられた。
香の主成分は「メチルビシャコール」、「リナロール」で、他に「シオネール」、「オイゲノール」などを含む。
トマトとの相性がよい。
バジルの芳香を生かすには、オレガノ、マジョラム、セージ、タイムなどとブレンドして使うとよい。
バシルの葉はサポニンを含んでいるため、鎮咳、通経薬(婦人薬)として利用される。
~スパイス&ハーブ辞典 文園社 武政三男
シソ科メボウキ属。
一般的なスイートバジルのほか、レモンの香をもつものや紫色のものなど、品種もさまざま。
香のもとになっている「リナロール」などの精油成分には、
リラックス効果や集中力を高める効果、食欲を促し、胃腸の働きをよくする効果がある。
栄養成分としてはカロテンが多いのが特徴。
スパイシーな香はリナロール、カンファー、オイゲノールといった精油成分で、
いずれも鎮痛、抗菌、防虫効果があり、高い薬効が期待できる。
胃腸を温め消化を促進し、胃もたれを改善する効果もあるので、脂っこい食材と合わせるのも。
・食べ合わせ
<ガン予防、老化防止>
トマト、ニンニク
<骨粗しょう症予防>
ひじき、レバー
・食品成分(可食部100gあたり)
エネルギー 24kcal
水分 91.5g
炭水化物 4.0g
カリウム 420mg
カルシウム 240mg
マグネシウム 69mg
鉄 1.5mg
マンガン 1.91mg
ビタミンA β-カロテン当量 6300μg
ビタミンK 440μg
ビタミンB1 0.08mg
ビタミンB2 0.19mg
ビタミンC 16mg
食物繊維総量 4.0g
~もっとからだにおいしい野菜の便利帳 高橋書店
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